2021.05.13

 大阪・ALL-WIN GYMにて、5月30日(日)横浜武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」の[K-1バンタム級日本最強決定トーナメント]に出場する黒田斗真が、第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・安保瑠輝也と公開練習を行った。

 黒田は昨年開催された第6代Krushバンタム級王座決定トーナメントにも参戦。準決勝ではトーナメントを優勝することになる吉岡ビギンとハイレベルな攻防を繰り広げるなど、バンタム級トップレベルの実力を知らしめた。黒田と吉岡は幼少期から交流があったが、前回の試合を経て互いのジムを行き来して練習を共にするようになった。今回のトーナメントに向けて、黒田はALL-WIN GYMでも出稽古を続け「みんな強くて、同じ階級の選手が多いのですごくいい練習になっています」と成果を実感。その縁もあり、今回は安保との公開練習が実現した。

 安保も吉岡同様、黒田の存在はアマチュア時代から認識しており「グローブ空手の大会にも出ていて、その頃から強かったのでよく覚えています」。黒田と吉岡が戦った試合では、吉岡のセコンドを務め「最後の最後にビギンがハイキックでダウンを奪って勝ちましたけど、試合内容では黒田くんが3R中盤まで勝っていたと思う」と黒田の実力を高く評価。実際に黒田とスパーリングで手を合わせたうえで「やっぱり黒田選手はスピードがすごい」と黒田のスピードには驚いたという。

 トーナメント1回戦で黒田は池田幸司と対戦。実力派対決としてクローズアップされているが、トーナメント全体で言えば格闘代理戦争出身の橋本実生と松本日向が注目を集めている状況だ。

 黒田が安保にトーナメントに向けたアドバイスを求めると、安保は「僕はK-1でトーナメントの経験がないので偉そうに言えないですけど」と前置きしたうえで「今回のトーナメントでは松本くんと橋本くんがすごく推されて注目されているけど、同じ大会に出ている以上、あの2人が推されていたらいい気しないでしょ? ここで番狂せを起こして、2人をボコボコにしてほしい」と安保らしい言葉で檄を飛ばす。

 さらに安保は「黒田選手はビギンと戦って、今こうして練習しに来てもらっているので、このトーナメントで勝ってほしい。僕はもともと東京で活動していて今は大阪にいますし、前回、椿原選手が大阪にいながら、上京せずにチャンピオンになったわけで、関西の波がきていると思う。どうしても松本くんと橋本くんみたいにプロモーション力で差が出てしまうことはあると思うけど、それを実力でひっくり返す・番狂せを起こしてほしい」と続ける。

 安保からの熱いメッセージを受け取った黒田も「安保選手のいうとおり、あの二人が注目されていると思うのでボコボコにしてやろうと思ってます」と闘志を燃やす。今回のトーナメントはK-1バンタム級の本格的なスタートにもなり、黒田自身「最軽量級らしいテクニックや他の階級にないスピードをアピールして、バンタム級も面白いとみんなに言ってもらえるような試合をしたい」とバンタム級ならではの魅力が伝わる試合をしたいと誓う。

 K-1の先輩、そして関西で活躍するトップ選手として「トーナメントは大変だと思うし、身体も痛くなると思う。最後は気持ちだと思ってるので関西の根性と気持ちで勝ち抜いてください」と改めてエールを送った安保。黒田も「安保選手に言っていただいたように最後は気持ちだと思うので、しっかり最後まで気持ちを見せてダントツで、頭ひとつ抜けて優勝したい」と、トーナメント制覇を誓った。

 

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