2021.05.10

 東京・OGUNI-GYMにて、5月30日(日)神奈川・横浜武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(※5.23大田区から延期・変更)の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で西元也史と対戦するMOMOTAROが公開練習を行った。

 MOMOTAROは今年3月27日に行われた『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~』の前日会見の場で、K-1 JAPAN GROUPへの電撃参戦を発表。世界を相手に戦い続けてきたMOMOTAROがK-1参戦を決めたニュースは大きな話題となったが、K-1参戦を決めた理由の背景には、新型コロナウイルスの影響と日本のファンへの思いがあった。

「昨年12月にONE Championshipで最後の試合を終えた後、2年の契約更新をするタイミングが来ました。しかし新型コロナの影響で、今後の試合がいつになるかわからない。今が30歳、一番動ける姿をずっと応援してくれた家族やファン、仲間に見てもらいと思い、K-1参戦を決めました。参戦発表の反響は大きくて、改めてK-1という名前の大きさを実感しました」

 注目のK-1初参戦に向けた公開練習では、軽くシャドーボクシングで体を温めたあと、バックボーンである伝統派空手と長年主戦場としてきたムエタイで仕込んだ蹴り技を、リズミカルにミットへ次々とたたき込んだ。「蹴りが得意でキックボクシングを始めた」と語るMOMOTAROは、その自己評価通りに多彩な蹴りを披露。美しいミドルを見せつけるに止まらず、飛びヒザ蹴りやバックスピンキックと、大技も繰り出した。

 K-1初戦となる今回の相手は、勝ち星10勝の全てがKOというハードヒッター・西元也史。蹴り技を駆使するテクニシャンであるMOMOTAROとは対称的なスタイルの持ち主である西元に対し、MOMOTAROは西元のお株を奪うパンチでの決着を宣言した。

「コーナに詰めてラッシュに持っていかれたら彼は強いタイプだと思いますが、その場面を作らせません。いつも通り当てさせないで自分の攻撃を当てて、相手のスタミナを削ります。パンチ力もついてきたので、倒しにいきたいですね」

 対戦が決まって以来、西元はMOMOTAROを敵視。「K-1なめるな」と真っ向から敵意をむき出しにしている。そんな西元に対しMOMOTAROは「まだ若い」と大人の余裕をみせつつ「大人をなめないで欲しい。格の違いを見せる」と、真っ向勝負の機運を高める。

「前回の会見の後にTwitterで『ぶっ飛ばす』といっているのが流れてきました。彼もいい意味で火がついたのかな。全部KOで倒しているのはすごいことですけど、まだ戦績を見ても試合を見ても若いなあと思います。そこは大人の強さをなめないで欲しいなと思いますね。僕は日本だけじゃなくいろんな国、世界で戦ってきました。経験値も違うし戦績も倍以上。強さの違い、格の違いを見せたいと思います」

 そのMOMOTAROが新たな戦場に選んだK-1 スーパー・フェザー級には、現在武尊が王者として君臨。その武尊と同門である西元の撃破は、武尊へのメッセージになるとMOMOTAROは睨む。

「(メッセージになる?)そういう意味を含めて当ててきたのかなと。今は武尊選手も僕のことは視界に入っていないと思いますが、(西元を)圧倒して嫌でも気になる存在になれるようにがんばります。K-1にやってきたからにはK-1のベルトを巻きたいので、てっぺんを取りにいきます」

 世界を股にかけ戦い続けたMOMOTAROにとって、今回は約1年半ぶりの国内での試合。最後にMOMOTAROは待たせ続けた旧来のファンと、新たに出会うK-1ファンへ強く意気込みを語った。

「自分をずっと応援してくれている方々に、まだまだ強いMOMOTAROをお見せしたいと思います。またK-1ファンの皆さんはまだ自分のことを知らない方が多いと思いますが、まだまだ日本人には強い選手がいたんだというところを皆さんに知って欲しいと思いますので、楽しみにしていて下さい。5月23日はがんばります!」

 

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