2021.05.06

 神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、5月30日(日)神奈川・横浜武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(※5.23大田区から延期・変更)の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で島野浩太朗と対戦する佐野天馬が公開練習を行った。

 2014年11月のK-1旗揚げ大会でK-1甲子園の決勝戦に出場。それから約6年半でK-1初出場となった佐野。「いつも応援してくれてる人たちだったり、友達から『やっと決まったな』って感じで(反響があった)。たくさん応援に来てくれるんで、いい試合を見せたいですね」と意気込みを語り、ミット打ちではパンチ・ミドル・ヒザ蹴りをバランスよく披露。試合まで半月ほどとなったが、「体調もバッチリですし、毎日いい練習もできています」と、1年2カ月ぶりの試合に向けて充実した日々を過ごしている。

 K-1旗揚げ戦以降、同門の選手たちも次々とK-1出場を果たす中、自身もBigbang王座を獲得するなどの実績を残してきたが「自分としては結果を出せていなかったので、(K-1出場を)そんなに考えることはなかった。周りから言われてたので、『出たいなあ』と思ってたぐらいでした」と静かな反応。「K-1は誰でも出られるような場所じゃないので、自分が結果が出てない以上はしょうがないという感じです」と受け止めていたという。

 それだけに今回の出場決定で自信を新たにしたかと思いきや「自信は毎回あるんで、そこも変わらずですね」とコメント。内に秘めるものはしっかりとありつつ、あとは試合で、ということのようだ。

 しかし今回の相手は、佐野自身も「気持ちの強い選手」と認める島野浩太朗。Krush時代から激闘の連続で会場を沸かせ、3月の日本武道館大会でも勝利している。佐野は島野の試合を見るたびに、その気持ちの強さを感じていたという。

「島野選手の試合を見て、毎試合(気持ちの強さを)感じますね。延長戦に行った時もそうですし、格上の相手と戦った試合もそうですし、毎回気持ちを感じる選手だなと思ってます。ナメてかかってたらヤバいなという感じですね」

 そんな島野を相手に、佐野自身も気持ちで対抗しなければと気持ちを新たにしている様子。会見や公開練習後のインタビューでも決して熱い気持ちを露わにするタイプではないが、この試合に向けては特に気持ちを強く持つ必要を感じているようだ。

「島野選手は絶対に気持ちで来るので、気持ちと気持ちの戦いを見せられたらいいなと。それで結果、倒せたらいいなと思ってます。技術はもちろんなんですけど、100%以上の気持ちを見せないと勝てないと思ってます。すごく体力を使うというか、疲れる試合になると思うので、そこから一歩気持ちを出せるようにしたいです」

「先のことはあまり考えていません」と、この試合に集中している佐野はK-1初参戦にも浮かれる様子はない。静かな闘志が島野という導火線によって着火するか?

 

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