2020.11.25

 12月13日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~」の[スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]で朝久泰央と対戦する蓮實光のインタビューを公開!

――蓮實選手は今回がK-1本戦のスーパーファイトには初出場となります。試合が決まった時はどんな心境でしたか?

「会見でも話したんですけど、僕はK-1王者の称号が欲しいので、ようやく本戦まで辿り着けたな、と。これが第一歩だと思うし、ベルトに行くチャンスをもらえたので、必ず活かしたいと思います」

――蓮實選手は総合格闘技(MMA)のバックボーンを持っていますが、もともとはK-1に憧れて格闘技を始めたんですよね?

「もともと柔道をやっていたのですが、ずっと魔裟斗さんに憧れていたんですよね。それで自分も魔裟斗さんみたいになりたいと思っていました。ただ当時は総合とか立ち技とか違いがそんなに分かっていなくて(笑)、仕事で千葉にいるとき見学に行ったのがパラエストラ千葉だったんです。柔道をやっていて自信過剰なのもあって、俺の方が強いんじゃないかと思ってパラエストラ千葉に入門しました」

――2018年6月のKrushデビュー以前はMMAでキャリアを積んで、ミャンマーラウェイにも挑戦されてますよね。

「はい。GLADIATORでデビューして、パンクラスで試合を続けていました。自分は結婚していて2人めの子どもができたことをきっかけに、栃木に帰って自分でジムを出したんですね。地元でMMAを続けていたのですが、両目が網膜剥離になってしまったんです。そのまま怪我で引退するのは嫌だなと思っていた時にミャンマーラウェイが日本で行われる話を聞いて、格闘技の試合を最後にするなら“地上最も過酷な格闘技”と言われるラウェイをやろうと。それだけ危険な格闘技に飛び込んでおけば、自分が納得のいく形で後悔なく格闘技人生を終えられると思ったんです。それで自分から関係者の方に連絡を取って、網膜剥離が治ってラウェイの試合に出ました」

――締めくくりの気持ちでラウェイに出た、と。そこからキャリアが続き、今はKrush・K-1で活躍しているのですから分からないものですね。

「自分は目立ちたがり屋なので、ラウェイをやったらやったで試合を続けたくなったんですよね(笑)。ちょうどその頃に『K'FESTA.1』がさいたまスーパーアリーナで開催されて、実際に大会を見て『これはスゴいな!』と思ったんです。それでKrushに出るチャンスをいただいて今に至ります」

――蓮實選手は最近の倒しぶりが豪快かつ鮮烈ですが、何か秘密や秘訣があるのでしょうか?

「本当に特に変わった練習はしていなくて。栃木で練習を続けているというのもあるんですけど、トレーナーもマネージャーもいない中で、普段は会員さんにミットを持ってもらって練習していて、試合が決まったらK-1ジム五反田さんへ練習に行かせてもらっています。以前鈴木勇人選手に負けて(18年9月)“なんで負けたのかな”って思って、それから五反田さんへ練習に行かせてもらっているんですけど、選手ひとり一人の意識が本当に違うなっていうのはすごく感じました。そうやって五反田で学んだものを栃木に帰っても日々ずっと続けていて、ようやく連勝できたりKOで決着をつけたり、結果を出せるようになりました」

――K-1ジム五反田の練習で具体的にどんなことを学んでいますか?

「普通にスパーをするんですけど、ただこなすだけじゃなく、例えば1本目と2本目のスパーをちゃんと意識して同じ内容のスパーをしないというか。そういう意識づけをみんなが徹底していて、自分もただ出稽古に行って満足するというのではなく、“今日はこういう練習をする”と決めて、そこを徹底してやる意識を持ってやっています」

――意識改革が蓮實選手のKO勝利につながっている、と。

「五反田さんの練習で意識づけが出来て、ようやく自分のパワー全てを活かせる練習ができていると感じています。自分としても“蓮實だったら誰が相手でも1発で試合をひっくり返すだろう”という試合をしてきた自負があるし、今回も朝久選手というトップ選手とのオファーを頂いて、すぐに即答しました」

――また蓮實選手は栃木出身・在住の選手ですが、そこにこだわりはありますか?

「そうですね。今話したみたいに僕は栃木のジムで会員さんと一緒に練習をしていて、東京の選手のような練習環境ではないかもしれません。でもそういう自分が勝っていくことは面白いと思うし、栃木にいても強くなれる・プロとしても結果を出せるということを証明していきたいです。そうすれば栃木で格闘技をやっている選手たちに夢を与えられると思うし、僕は栃木を背負ってK-1で戦っていきたいと思います。そしていずれは栃木でもK-1が開催されるようにしたいです」

――朝久選手は今K-1ライト級で勢いに乗っている選手の一人ですが、倒すイメージはできていますか?

「自分の中で本当に“素敵な勘違い”かもしれないですけど(笑)、ライト級では林健太選手だろうがゴンナパー選手だろうが、僕のパンチが当たったら絶対に倒せるという自信があります。これから対策もされてくると思うんですけど、対策をされても、ガードの上からでも効かせるぐらいのパワーをつけています。今は試合中に試合展開を考えられるようになったというか、相手のガードが下がっているとか細かいところにも気づけるようになりました。前はイケイケドンドンだけだったんですけど、今は冷静に、いかに当てられるかを考えられるようになってきたと思います」

――朝久選手はチャンピオンの林選手にも勝っていますし、勝てば目標のベルトに大きく近づく一戦です。

「朝久選手を必ずKOで倒して、同じ日にタイトルマッチがありますけど、自分はどちらが勝っても関係ないので、絶対にK-1王者の称号を獲ります」

――それではファンの方たちへのメッセージをお願いします。

「“蓮實のパンチが当たれば倒れちゃうよ”“あいつはK-1王者にふさわしい”というKOで勝って、蓮實光の時代を作ります」

 

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