2020.08.25

 8月25日(水)都内にて記者会見が行われ、11月3日(火・祝)福岡国際センターで開催されるECO信頼サービス株式会社 PRESENTS「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の第1弾対戦カードが発表された。

 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊が2度目の防衛戦で挑戦者レオナ・ペタスを迎え撃つ。武尊は2018年3月の「K'FESTA.1」のK-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで優勝し、K-1史上初の三階級制覇を達成。今年の3月22日の「K'FESTA.3」では“ムエタイの壊し屋” ペッダム・ペットギャットペットにKO勝利し、K-1のエースとしての強さを見せつけた。

 レオナは昨年9月のKrush後楽園大会で西京佑馬を下し、Krushスーパー・フェザー級王座を戴冠。今年は3月の「K'FESTA.3」で元K-1王者・村越優汰にKO勝利を収め、7月のKrushでは武尊の盟友の大岩龍矢に判定勝利。その試合後、レオナは大岩のセコンドについていた武尊に「K-1チャンピオンの武尊選手、僕もKrushで相手いないし、次やりませんか?」と対戦を要求。武尊も「やろうぜ」と呼応し、今回の大一番が実現することになった。

 中村拓己K-1プロデューサーはこの試合について「武尊選手とレオナ選手はアマチュアに1勝1敗。武尊選手はK-1王者として、レオナ選手はKrush王者として、スーパーフェザー級で強さを見せてきた。現在のK-1スーパーフェザー級の頂上決戦になったと思っています。K-1 JAPAN GROUPとして初めての九州大会で、ずっと開催を待っていた九州のみなさんに最高のカードをお届けできてうれしい」と熱弁。

 レオナが「僕は純粋に武尊選手が強いと思ってるし、僕が挑む側。真っ向勝負で勝って、初めてK-1チャンピオンだと思ってる」と気合いを見せると、武尊は「レオナ選手はKrushのチャンピオンになる前より、なったあとのほうが格段に強くなっている。チャンピオンが同じ階級に二人いるなら、その二人が対戦してどっちが強いか決めればいい。11月3日にK-1チャンピオンが一番強いことを証明する」と必勝を誓った。

レオナ・ペタス
「この一戦、パフォーマンスとか、そういうもので辿りつける試合ではあるんですけど、パフォーマンスでたどり着いたヤツは武尊選手に勝てませんでした。実力で武尊選手にたどりついたのは僕が初めてだと思うので、しっかり勝って、この先を切り拓きたいと思います。
(自分が相手に勝ってると思う部分は?)自分が勝ってると言ったら身長だけですかね。いままで試合をしてきた全ての選手、僕は対策をしたことがなくて。今回は武尊選手ということで、本気で命を賭けて、全部賭けて戦おうと思っているので、今回ばかりは対策もしようと思っています。自分が今武尊選手に勝ってない部分を全部、対策してひっくり返そうと思っています、

(武尊選手の『11月3日にK-1チャンピオンが一番強いっていうのを証明します』というコメントについては?)僕はK-1チャンピオンよりKrushチャンピオンのほうが強と言い続けてきたんですけど、やってみなきゃ本当のところはわかりません。でも、それだけの自信が僕にはあるし、11月3日、Krushチャンピオンのほうが強いことを証明します。

(いつもの会見と比べて、強気な発言がそれほど聞かれない気がするが?)まあ、甥っ子とかにも『武尊とはやらないほうがいいよ』『なんで?』『負けちゃうかもしれない』みたいなことを言われたりするんですけど(苦笑)。僕は純粋に武尊選手が強いと思ってるし、僕が挑む側だと思っています。今回はいつものように自分のほうが強いと100\%は言い切れません。準備期間中に気を抜いたら、試合では一瞬でやられると思います。僕は武尊選手を認めているからこそ強い発言はできないなって思ってます。

(具体的に相手の認めてるところは?)武尊選手もおっしゃってましたけど、気持ちがすごい強いなと思います。40戦して1敗しかしていないという戦績だけでもメチャクチャ強いなというのが分かるし、本当にすごいなって思いますね(『大事なところでポカをする』と発言していたが、今回に関してメンタルの調整は?)いままでずっと大事なところでポカしてきたんですけど、最近はまったくないし、自分をコントロールできてると思います。相手がK-1のチャンピオンということで、テクニックじゃなくて真っ向勝負でいいかな、と。真っ向勝負で勝って、初めてK-1チャンピオンだと思うし、それで負けたらしょうがない。それでも勝つためにやらなきゃいけないと思いので、気持ちを引き締めてしっかり臨めばポカしないと思ってます」

武尊
「コロナなどいろいろあって、試合ができない期間がありましたが、ついに試合が決まって、やっとファンのみんなに試合を観てもらえることがうれしく思っています。その試合が新生K-1になってから初めての福岡大会で、そこでタイトルマッチができることはすごくうれしいことだし、対戦相手のレオナ選手も60kgですごく実力を示しています。僕とはアマチュアで二回戦ったことがあって、1勝1敗なんで、いい意味でもここで決着戦になると思います。この試合はすごいおもしろいものになると思うので、ぜひみなさん、期待していてください。絶対に勝ちます、押忍。

(7月の後楽園でレオナとやりとりがあったときの心境は?)あのときは親友である大岩龍矢が負けたことが悔しかったのと、その龍矢の強さを知ってるからこそ、それを出させなかったレオナ選手の強さは認めるところがあります。ずっと僕と対戦したいって言ってくれてたんで、僕もやったらおもしろいなと思って答えました。

(自分が相手に勝ってると思う部分は?)それは戦ってみないとわからないし。アマチュアのときに二回戦ってるんですけど、そのときとはお互いまったく別物の選手になってると思います。僕はスピード、パワー、技術、すべて負けてる相手とやったとしても、僕は気持ちで勝てれば勝てると思っていて、いままでの試合も勝ってきました。気持ちだけは絶対に負けないです。

(20代も最後=29歳で迎えるタイトルマッチへの思いは?)この顔で29歳で、けっこうびっくりされます(苦笑)。あんまり年齢は気にしてないですけど、29歳らしからぬ若々しいファイトをしたいなと思ってます。

(かなり長期にわたりレオナ選手に対戦要求されてきて、挑発的な言葉もあったと思うが、それについては?)う~ん……、正直気にしてはなかったんですけど。K-1のいまの60kgの中で、これだけ結果残してきて、Krushのチャンピオンを獲って、K-1でも何戦かKO勝ちを重ねて。それを見ていたら(レオナと)戦いたいなという欲も出てきました。アマチュアで1勝1敗というのも、ルールも試合時間も短いんで、それがすべてとは言い切れないですけど、僕の中で1敗は1敗です。その決着をつけるには、すごくいい機会だなというのもあったし。挑発に関してはべつに何も思ってないです。

(レオナ選手は『KrushのチャンピオンのほうがK-1チャンピオンより強い』というコメントを残しているが、K-1とKrushの差はどのように考えている?)差っていうか、チャンピオンはチャンピオンなんで。一番上に立つ存在として、僕はレオナ選手がKrushのチャンピオンになる前より、なったあとのほうが格段に強くなってるのを感じてます。それはチャンピオンになったことによる人間的な強さ、男としての強さが、そうさせていると思います。どちらが強いというのは、リングの上で決めることで、チャンピオンが同じ階級に二人いるなら、その二人が対戦してどっちが強いか、決めればいい。11月3日にK-1チャンピオンが一番強いことを証明します。

(具体的に相手の認めてるところは?)レオナ選手はパンチで距離を詰めて、ガチャガチャに行って倒してるイメージなんですけど、けっこう細かいテクニックもあったり、パンチも蹴りもいろんな技を持ってる選手だと思います。そこは警戒もしてるし、選手としてすごいところだと思ってます。

(『いままでで一番強い相手では?』という声もあるがプレッシャーは?)いままでやってきた選手も強い選手ばかりなんで、そこは毎回一緒です。対戦相手は全員強いと思って戦うし、毎回死ぬほどプレッシャーがあるので、いつもと変わらないです」

 

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