2019.11.21

 11月21日(木)東京・新宿区のGENスポーツパレスにて、11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]で近藤魁成と対戦するジョーダン・ピケオーが公開練習を行った。

 K-1ウェルター級戦線に参戦以降、木村“フィリップ”ミノル、野杁正明と日本のトップ選手を次々と撃破したピケオー。“VS日本人無敗”の記録も更新し続け、現K-1ウェルター級王者・久保優太とのタイトルマッチが確実視されていたが、久保の眼窩底骨折が完治していないため白紙に。「彼はまだ3月に怪我し場所が治ってないと言っているけど、普通はもう治ってる怪我だろう? まあ何でもいいい。来年まで待ってやるから、その時は必ずぶちのめしてやるよ」と鼻息荒くベルト奪取を宣言する。

 そのなかで今回は18歳の新星・近藤魅成が対戦相手として抜擢された。今までピケオーが積み上げてきた実績を考えれば、かなりキャリアに差のある相手だが、ピケオーは「コンディションはいつも通りだ。自分はスーパー・ウェルター級で試合をしていた時は食べ物などにそこまで注意を払っていなかったが、ウェルター級でも戦うようになってからは食事やトレーニングの面でも意識し始めて、それから減量も含めてコンディションは非常に良いんだ」と油断は一切なし。公開練習のミット打ちでもこれまで同様リラックスしたムードで鋭い攻撃を繰り出していった。

 対戦カード発表では「魁成のことは決して舐めてもいないし、過大評価もしていない」とコメントを残していたが、ファイターとしての近藤のことはどのように見ているのか?
 
 ピケオーは「若くて今乗りに乗っている良い選手だというのは分かっているが、どんなファイターかは実際に戦ってみないことには分からない」としながらも「18歳ということだが、実際にリングに上がれば男と男が対峙するだけだ。リングに上がったら自分がチャンピオンとしての強さを見せつけてやる。彼にとってはこの試合は凄くチャンスだと思うし、前にどんどん出て来てアグレッシブなファイトをしてほしいね」と近藤に挑戦者らしい積極的なファイトをリクエスト。
 
 紹介映像で「本当の戦いを教えてやる」と発言したことに関しては「それは自分と対峙することがどういうことなのか教えてやるといういう意味だ。彼は今まで色んな選手と戦ってきたと思うが、今まで戦った相手と俺は全く違う人間だということを俺の前に立った時に身体に教え込んでやる。今までに対峙したことがない人間と対峙した時の恐怖、俺の前に立つということがどういうことか身体に教え込んでやるよ」と近藤に未体験の世界を味わわせると豪語する。

 その一方で、近藤がピケオーを攻略するために慎重な戦いを選択する可能性があることも理解している。それでもやはりファンの求めているエキサイティングな試合を見せたいというのがピケオーの一貫した信念だ。
 
「もちろん魁成が前に来ることを期待しているが、必ず来いと言うつもりはない。前回の神保戦もガンガン前に来る選手と聞いていたので、そういう試合になることを期待していたが、実際に蓋を開けてみればリング上で逃げ回るような試合だった(苦笑)。それに凄くフラストレーションが溜まってしまって、最終的には試合をする気がなくなりスパーリングのような流れになってしまった。

 今回は自分自身も凄くモチベーションが高いので、もし仮に魁成が同じような形で逃げるような試合をしてきたとしても、今回は自分からガンガン前に出てぶちのめしに行くよ。魁成にはファイティングスピリットを見せてもらって激しい試合がしたいね。自分は魁成が今まで戦ったことがないようなタフな相手であるのは間違いない。だからこそ魁成がガンガン前に来てエキサイティングな試合が出来ることを楽しみにしているよ。自分はとにかくファンが求めている試合を見せたいんだ」
 
 高校生K-1王者実現のためにピケオー超えに挑戦する近藤魅成。その夢を“VS日本人無敗”の怪物が今回も叩き潰す結末となるのか?
 

 

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