2019.05.30

 5月29日(木)神奈川・K-1ジム横浜にて、6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~」の[スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]で大沢文也と対戦する里見柚己が公開練習を行った。

 K-1初の両国大会でK-1初出場、そして初めてのライト級と今回が初めてづくしの里見。K-1初参戦を前に「やっと来たか!じゃないですけど、K-1に出るためにちっちゃい時から格闘技をやってきたんで、K-1参戦が決まった時は本当に嬉しかったです」と喜びの笑みを浮かべる。

「試合までまだ1カ月あるんですけど、早めから追い込みを始めているんで、今はめちゃめちゃ調子良い感じですね」と現在のコンディションを語ると、公開練習では得意の左ストレート・左ミドルを中心としたミット打ちを披露して好調をアピール。
 
 今回からライト級に階級を上げての一戦となるが「どんどん身体も成長していて、前回は減量の悪い影響が試合にも出て、それでは良くないと思った。試合前もずっと減量に気を使っていた」とスーパー・フェザー級時代は減量苦に苦しみ「ライト級に上げることににして、実際に動いてみると全然違う。練習量も多くして、ご飯も一杯食べられるんで、減量のことを気にしなくていい。今回は試合直前までちゃんと食べながら追い込めるので、前回とは全く違う自分を見せられると思う」とライト級で自分のベストパフォーマンスを見せられると確信している。

 里見の対戦相手は昨年12月のK-1ライト級世界最強決定トーナメントで準優勝に輝いたライト級屈指の実力者・大沢だ。里見自身「大沢選手は昔から見ていたんで、その選手と戦えることは嬉しい。ライト級のトップの選手で、テクニックは本当にトップだと思っています」と大沢の実力・テクニックを称賛する。

 しかし大沢がこの試合に進退をかけて戦うと発言していることに対しては「大沢選手の引退どうこうは自分は全然気にしていない。、自分がチャンピオンになるまでに目の前に来た相手は全員倒さないといけないんで、相手がどんなベテランだろうが引退かけてようが全員倒して行きます」と臆するところはなし。

「今回はファンのみんなも大沢選手が勝って復活すると予想していると思う。でもそこで僕みたいにタイトルに絡んだり獲ったこともないような選手がK-1初出場でトップの選手に勝ったら、K-1がもっと明るくなると思う」と番狂わせに燃える。

 里見は現在21歳。同世代からはK-1・KRUSHで活躍するチャンピオンクラスの選手たちも生まれている。里見も「K-1ジム横浜もそうですけど、どんどん若い強い選手が出てきている。自分もまだ21歳なんですけど、若い選手が頑張って上の選手を潰していかないとK-1が盛り上がらない。今回も若い僕が大沢選手に勝ったら、もっとK-1が盛り上がると思う。そうやって若い選手たちとK-1を盛り上げていきたいし、自分がその世代の中でもトップで行きたいと思います」と自分が若い世代の中心となって世代交代を実現させたいと意気込む。

 また「KRUSHで戦ってきた時から言ってますけど、判定決着はあんまり好きじゃない。お客さんも見てる人はみんな倒すか倒されるかを期待してるはず」とKOへのこだわりを語る里見。「初のK-1だから、相手が大沢選手だから…と言って、判定でもいいから勝ちに行くとは考えていない。普通に最初から突っ込んでって思いっきり倒しに行きたいですね」と改めて倒しに行く姿勢を強調する。

 今年11月には地元・横浜アリーナでK-1が開催される。「K-1ジム横浜には自分も含めて若い選手がいっぱいいる。大沢戦をクリアして、ジムのみんなでK-1横浜アリーナ大会に出て、横浜アリーナ大会をK-1ジム横浜を中心に盛り上げたい」と大きな目標も掲げた。

 最後に「今回しっかり勝って、さらに上のステージで戦って、倒すか倒されるかの試合をしたい。負けをびびるんじゃなくて、勝つなら倒して勝って、負けるなら倒されて負ける。その覚悟で試合をしないと面白くないと思っています」とやるかやられるかの倒し合いでのし上がって行きたいと語った里見。この試合に進退をかけて臨む大沢を倒し、K-1に新しい波を起こすことが出来るか?

 

選手登録