2019.05.21

 5月21日(火)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて記者会見が行われ、6月30日(日) 両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」の第三弾対戦カードが発表された。

 ウェルター級のスーパーファイトで木村“フィリップ”ミノルvsクルーズ・ブリッグスの一戦が決定した。

 木村は昨年11月のK-1さいたま大会ではジョーダン・ピケオーと真っ向勝負を繰り広げるも、最後はピケオーの強打に沈み敗北。2019年3月の「K'FESTA.2」で和島大海を強烈なパンチでKOして復活を印象付けると、5月のK-1 KRUSH FIGHT後楽園大会では17歳の新星・近藤魁成を相手に歴史に残る逆転KO勝利を収めて初防衛に成功。そのリング上でも両国大会への出場をアピールしていた。

 対するブリッグスはオーストラリア・オセアニアでムエタイルールを中心に活躍するファイター。アマチュアムエタイで数多くの地区タイトルを獲得し、プロのリングでも19戦15勝(9KO)4敗の戦績を誇る。ムエタイをベースにしたファイトスタイルながら、重いパンチとミドル・ヒザ蹴りを軸としたパワフルなファイトスタイルを持つ。

 会見でブリッグスの「俺も彼と同じ、アグレッシブに攻めて行く好戦的なファイトスタイルだ。間違いなくKO決着になる激しい戦いになるだろう」というコメントが読み上げられると、木村も「僕とやる限り誰とやっても絶対KO決着になる」と断言。

 前日に自らも大好きだというアメリカのプロレス団体・WWEの興行が両国国技館であると知らされると「初めて知った事実なんですけど、ぶち上がりました。ああいうめちゃくちゃヤバイ試合、エンターテイメントな試合をしたいですね」と胸を躍らせた。

クルーズ・ブリッグス(コメント代読)
「K-1は自分が格闘技を始める前から見ていたイベントで、その舞台で戦えることは本当に光栄であり、同時に大きなチャンスだ。ミノルはパワーがあり、素晴らしいボクシング技術を持っているが、勝てない相手とは全く思わない。俺も彼と同じ、アグレッシブに攻めて行く好戦的なファイトスタイルだ。間違いなくKO決着になる激しい戦いになるだろう。日本のファンの前で自分の存在を純分にアピールした。楽しみにしていてくれ」

木村"フィリップ"ミノル
「前回のタイトルマッチからあまり期間がないんですけど、僕自身今年は凄いたくさん試合がしたくて。それはファンの皆さんの前で戦いたいって気持ちもそうですけど、アスリート、ファイターとして今年はちゃんと成長したいなと思ったからです。その中でこういう強い対戦相手を用意してくださったことは心から感謝してます。

 資料や情報などを見た限りではちゃんとキャリアもあって色んなベルトを保持してる選手だったので、ちゃんと強いんだなと思っています。警戒して仕上げて行こうかなと思いますね。

(前回の試合のダメージは?)ダウンのダメージもまだちょっとあるんですけど、全然期間的にはしっかり休んでしっかり追い込みを出来る十分な期間があるなと自分の中では思っています。問題なくちゃんとした強い姿をみんなに見せれるかなとは思いますね。そこの自信はあります。

(対戦相手の映像は見た?)試合の映像はまだ見てなくて、キャリアであったり戦績や身長・体重といった基本的なデータしか目にしてないんですけど、これからトレーナーやジムのみんなとも相談して対策を練って行こうかなと思います。(相手は『必ずKO決着になる』とコメントしていたが?)僕とやる限り誰とやっても絶対KO決着になると思うんで。そこは僕もワクワク楽しみにしてますね。写真とかを見た限り、凄い強そうな面構えというかオーラを持ってるので高いレベルの試合が出来るなと期待しています。

(外国人選手と戦うということで意識していることは?)ピケオー戦で感じたフィジカルの差っていうのは、なるべく自分の中で埋めよう埋めようと思って頑張ってやってきました。前回の試合でそこを全部見せきることは出来なかったというか、少し気負ってしまった部分もありました。あまり納得は出来なかったんですけど、今回はピケオー戦以降にやってきたものが全て出るんじゃないかなと思って、自分でも凄い期待がかかりますね。

 前回の試合から本当は休もうかなって思ったんですけど、ここが踏ん張りどころかなと。違う次元に行くにはこの辛いところをもう一発気合いを入れることが他の選手との差をつけるのに大事かなと思って。それでこんな相手が来たので絶好のチャンスだなって思ってます。

(初めての両国国技館大会に思い入れは?)思い入れはWWEを見に行ったぐらいで(笑)。むっちゃ楽しかったですね。ジョン・シナの入場ですげえ沸いた。(前日がWWEの興行だと聞いて)マジですか? うわぁ、それ見に行きたいな~。それめっちゃ嬉しいです。WWEの選手たちが吸って吐いた空気がそのまま会場に残ってるという夢のような(笑)。今ちょっと初めて知った事実だったんですけどぶち上がりました。ああいうめちゃくちゃヤバイ試合、エンターテインメントな試合をしたいですね。

(たくさん試合をしたいと言っていたが、年内のK-1は全て出たい?)今年のK-1は全て違う会場でやるので、だったら全部出たいなってのが本音で、ぶっちゃけ言うと全部出たいですね。横浜も大阪も名古屋も全て出たいですね。たくさん試合をしたいというのは、同年代の選手を見た時にK-1で言うと野杁正明選手。同じ階級なんですけど凄い強さを持っていて、正直僕がタイトル防衛したとか調子良くKOで勝ってるとか浮かれてられないぐらい彼は強いので。そこに照準を向けています。

 あとはボクシングの井上尚弥選手も凄いKOを連発していて、そこは同い年であるので。その中でやっぱり格闘家人生としてもレースなので、誰が一番輝いているか?ということもファイターにはあるから。そういう彼らの活躍を見てると、たくさん試合をして早く追いつきたいっていうのが本音ですね。やっぱり人生は短いしファイター人生はもっと短いんで。後悔なくやるために全てをかけようかなって思いますね」