2019.02.10

 3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K'FESTA.2~」の[日本vs世界・7対7/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]でジョーダン・ピケオーと対戦する野杁正明のインタビューを公開!

──12月の大阪大会でのウェルター級初戦は松岡力選手に1RKOという会心の勝利でした。ウェルター級での仕上がりはいかがでしたか?

「アップの時からけっこうしっくりきたというか、動きが軽いなと感じていました。スーパー・ライト級時代は、体重が軽い分、体は軽かったんですけど、どこかしら力が入りづらい部分があったんです。ウェルター級ではそれがなかったので、階級を上げて正解だったなと思いました」

──6月のさいたま大会、8月のKrush名古屋大会、12月の大阪大会と連続KOが続いていますが、試合後は100%満足という顔ではなかったですね。

「倒すことが絶対条件だと思っていたので、そこはよかったんですけど…。練習で出せているものを出せたかと言ったら全てではなかったので、そこが不満というか、もうちょっとやりたかったなぁという気持ちはありましたね」

──とはいえ快勝もあって、指名した通りのジョーダン・ピケオー戦が決まりました。

「やっぱりうれしいですね。ピケオーは皆さんが認める選手の一人だと思うし、そういう選手に勝つことで僕の価値も上がる。ゲーオの時もそうだったんですけど、ピケオーの『VS日本人無敗』という経歴も燃えるし、すごくやりがいはありますね。今はピケオーが日本人にとっての壁かもしれませんが、今度は僕が日本人の壁としてピケオーを弾き返してやろうと思います」

──改めて野杁選手から見たピケオー選手の印象はいかがですか?

「何でもできるタイプかなと。パンチでも倒せますし、飛びヒザだったり蹴りでも倒せる。特に(木村"フィリップ")ミノル君との試合も興奮する試合だったし、スーパー・ウェルター級でやっているだけあってミノル君のパンチをもらってもビクともしていなかったですよね。もちろん怖さはありますけど、僕は楽しみのほうが強いなっていう感じです」

──これまで日本人がピケオーに勝てなかったのはなぜだと思いますか?

「どうなんですかね? タイプや相性もあるので一概には言えないですけど……単純にピケオーを超える実力を持った選手が戦っていないということだと思います。逆に僕はピケオーを超える自信があるし、その自信があるからこそ挑戦するわけです。普通に攻略して、サクッと勝ちたいですね」

──“サクッと”ですか?

「はい。サクッと。そうすれば誰もが僕のことを認めると思うので。僕はK-1の3階級制覇を目指していて、その意味では、元スーパー・ウェルター級王者のチンギス・アラゾフはピケオーをワンパンでKOしているので、スーパー・ウェルター級のベルトを狙う意味でもサクッと勝った方がいいかなと思いますね」

──なるほど。ただ下馬評では競った試合になると予想しているファンの人たちも多いと思います。

「もちろん『ピケオー有利』という声も全然あると思うので、それはそれでいいと思います。僕は基本、不利な方が燃えますし、やる気も起きるので、そこは全く気にしてないです」

──最終的にはどう勝ちたいですか?

「やっぱりパンチで仕留めたいというのがありますね。僕は蹴りが得意というイメージがあると思いますけど、そこであえてパンチでKOすれば、ウェルター級でも、上の階級でもやっていけることを証明できると思うので、今はパンチを磨いているところです」

──今回、2回目となる「K' FESTA」での試合です。大会場での試合についてはいかがでしょうか?

「会場の大きさはあまり意識しないんですけど、花道があるかどうかで僕はだいぶモチベーションが変わりますね。あの長い花道はすごくやる気になります」

──2019年はピケオー戦で始まりますが、今年はタイトルまで辿り着きたいですか?

「そうですね、年内にタイトルマッチを組んでもらって、2階級制覇は成し遂げたいと思っています。そのためにまずは3月、勝つことが最低条件だと思っているので、勝たないとまた振り出しに戻りますし、勝って少しでも早くタイトルマッチを組んでもらえるよう、やっていきたいなと思います。2018年は4戦4勝4KOでしたが、2019年はもう少し試合をして、もちろん全部KOで終わらせたいなと思います」

――先日「K-1 AWARDS 2018」が開催されましたが、2019年度のMVPを獲りたいという気持ちはありますか?

「僕はあまりそこはこだわってないですね。K-1には武尊くんだったり武居(由樹)くんだったり、スター選手はたくさんいるんで、そこはそこで盛り上げてもらえればいいのかな、と。もちろん結果を残せば自ずと賞をいただけると思うのですが、僕はみんなに認められる最強の強さ・ホンモノの強さを追求して、そこを目指して戦っていきたいです。僕はお客さんが喜ぶ試合をして勝って盛り上げて、そして家族のために勝ち続けます」