2017.05.13

 6月18日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~」。トーナメント出場選手インタビュー第6弾はリザーブファイトで山崎陽一と対戦する牧野智昭だ。

――リザーブファイトの出場オファーを受けた時は、どんな心境でしたか?

「今回のオファーを受けたのが年齢的にもキャリア的にもそろそろ区切りをつけようかなと思っていた時期だったんですね。K-1はお祭りのようなビッグイベントだったので、よっしゃ!って感じでしたね」

――牧野選手は過去にK-1のプレリミナリーファイトに参戦していますが、その時から本戦に出場したいという気持ちはありましたか?

「それはありましたね。やっぱり本戦の方が盛り上がりますし、同じK-1の舞台に出場するなら本戦に出場したいと思っていました」

――K-1ルールで戦ってみて、どんな感想を持ちましたか?

「僕は元々ムエタイルールで戦っていて、まだ上手くK-1ルールにアジャスト出来ていなかったと思いました。なので今回はK-1ルールに対応できるように照準を合わせていきたいですね」

――牧野選手は30歳でプロデビューしていますが、格闘技を始めたきっかけは何だったんですか?

「元々、兄が格闘技をやっていて、格闘技そのものには憧れがあったんですね。でも自分はギターをやっていて、指を怪我してはいけなかったので格闘技はやらないようにしていました。それで28歳になる直前ぐらいに音楽の方も一段落して、元々憧れていた格闘技を始めました。当時は旧K-1が盛り上がっていた頃で、自分も(格闘技を)やるからにはプロになろうと思っていました」

――格闘技を始める前は何かスポーツ歴はあったのですか?

「小学校の時に野球やサッカーをやったぐらいで、中学校に入ってからは部活には入らずに遊んでましたね(笑)」

――スポーツ経験ほぼなし・20代後半で格闘技を始めて、今でもプロのトップファイターとして活躍できているのはなぜだと思いますか?

「運動神経には元から自信があったんですよ。あと僕はこの階級では長身(187㎝)で手足が凄く長い体型で、その体型を活かした戦い方をすれば勝てるな、と。それを戦いながら自覚していって、確信に変わっていきましたね」

――牧野選手は現在40歳ですが、今の若い選手たちと戦っても勝てるという手応えはありますか?

「正直、身体の衰えは感じます。身体の回復力も、若い時はハードに練習しても次の日には元気になっていたのですが、この年齢になると次の日でもしんどいんです(苦笑)。だから衰えという点でフィジカル的な差はあると思います。またムエタイルールのキャリアが長かったので、K-1ルールではヒジ打ちや組んでからのヒザ蹴りといった得意技が出来ないビハインドはあります。でもそういったことを加味しながらやっていこうと思っているので挑戦ですね」

――牧野選手はK-1に出場した時に新聞に取り上げられたことがあるんですよね?

「はい。ちょうど僕が格闘技を始めたぐらいに、今の人材サービスの会社に入ったんですね。僕の会社は副業をしてもいい会社で、チャンピオンになったあとも会社が好きだったので、仕事をしながら格闘技を続けています。それで取材してもらったという流れですね。会社の同僚や仲間たちからは『その年までよく格闘技を頑張るよね』という話が始まって、今回はK-1というビックマッチなので、いつも以上に反響は大きいです」

――リザーブファイトからトーナメントを優勝する可能性もわずかながら残っています。牧野選手はどんな試合をして、自分をアピールしたいと思っていますか?

「この年齢になると常に『この試合が最後』だと思って試合をしています。なので悔いのないように全力を出し切って戦うということしかないですね。対戦相手の山崎選手も非常に強い選手なので、まずは目の前の1試合だけに集中して戦いたいと思います」

 

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