2018.02.04

 2月4日(日)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて、3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K'FESTA.1~」(ケーズ・フェスタ・ワン)の第4弾対戦カードが発表された。
 
 昨年6月の第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントでは決勝進出を果たし、決勝ではチンギス・アラゾフからダウンを奪うなど大活躍を見せた城戸康裕。トーナメント後にウェルター級への転向を表明。転向初戦では木村"フィリップ"ミノルに敗れたが、本人曰く『煽り映像では全勝』で「K-1 AWARDS」のベスト・オブ・エンターテイナー賞を受賞。「K'FESTA.1」での再起戦でスペインの新鋭=イッサム・チャディッドと相対する。

 イッサムは新生K-1初参戦の22歳。モロッコ出身で現在はスペインを中心に活躍し、28戦27勝(25KO)1敗という高い勝率(96%)とKO率(89%)を誇る。185cmの長身から繰り出す膝蹴りと多彩なコンビネーションを武器とし、現地では“Desert Storm”(砂漠の嵐)と呼ばれる。

 会見冒頭ではイッサムのパネルと共に登場し「誰やねん!?」と突っ込みを入れていた城戸だが、「長い間夢見ていたK-1のリングに上がることはとても光栄だ。実は城戸がスペインで試合をした時、1俺は花道の近くで城戸のグローブとタッチしたことがある。俺にとって城戸は憧れの存在だ。ただリングに上がれば二人の戦士、どちらかが勝ち、どちらかが負けることになる。俺は城戸を倒し、世界に俺の存在をアピールする」とイッサムのコメントが読み上げられ、イッサムの戦績(28戦27勝(25KO)1敗)を聞くと「今聞いたんですけどやばくないですか?ここは噛ませ犬にしてくれないと!」と対戦相手の戦績に焦りの色を見せる。その後もベスト・オブ・エンターテイナー賞を受賞したトーク力で城戸劇場が展開された。

城戸康裕
「(イッサムのパネルを見て)誰やねん!?(イッサムのコメントを聞いて)ああ、あの時の!……って戦績、今聞いたんですけどやばくないですか? 噛ませ犬じゃないんすか? 次は噛ませ犬にしてくれないと。俺は勝たせるマッチメイクって聞いてたのに、話が全然違うんですけど。今回はかわいそうだから城戸に勝たしてあげるよみたいな。マジすか、28戦27勝で25KOって。(俺が)26KO目?やかましい!噛ませ犬だと思ってたんで勘弁して欲しいな(苦笑)。

(対戦相手の映像は見てない?)見てないです。ここに入ってくる時に(等身大パネルを持って)長げえな、こいつとは思ったんですけど、僕より背が高い選手って僕もあんまり経験ないんで、やり難いなってのはありますね。僕を知っててくれるというか、当時スペインで見てくれてたってのはめちゃくちゃ嬉しいですよ。あの時に僕のこのキャラクターが伝わってるかどうかが分かんないですよね。スペイン語でちゃんとぼけてないんで、キャラが伝わってるかどうか。

(ウェルター級では2戦目になるが?)この間の試合は僕にとってもほぼ初めてに等しいぐらいのウェルター級だったので。減量がきついとか色々ありますけど、あの日はミノル君が強かったなと。試合の日に何%自分の力を出せるかってのがアスリートとして凄い重要なところだと思うんですけど、ミノル君はあの日100%以上を出してきたけど、僕はそれを出せなかったし、僕の実力が足りなくて僕が負けたなと。

 体重どうこうとか色々ありますけど、自分がやるって言ったものなんでやるしかないなって感じで。とりあえずもう1回ウェルター級で挑戦しようと思ってます。これでどうしても駄目だなって思ったら、すうっと-70kgにいるかもしれないですね(笑)。多分、-70kgですけど?みたいな顔してますね。そうなったら皆知らなかったことにしましょうね。何も見てなかったみたいな顔をしてくれれば、僕としてはやりやすいなと。

(煽りVTRのプランは?)新生K-1始まって以来の一番でかい会場でやらしてもらうので、万人に受けるVTRを作りたいと思うんですよね。最初の頃は玄人受けを狙っていたというか、関係者にくすくす笑ってもらえれば良いってモチベーションでやってたんですけど、K-1も一般層に向けて売り出してるんで。それに僕も乗っかって誰もが笑ってくれるような。

(毎回全く笑わない)魔裟斗さんしかり、キッズしかり、お婆ちゃんしかり。誰もが笑ってくれる感じの笑いを狙っていきたいなと。(試合の方は?)こんだけずっと勝ってる人ですよね?そんな人に勝てます?どっちが勝つか賭けるならそっちに賭けた方が勝率高いですよね。まあでもそこは頑張ります」

 記者からの「特別な大きい会場ということも踏まえて、この試合のテーマは設定しているか?」という質問に、城戸は「願わくばタイトルマッチまで漕ぎ着けたかったので。ベルトを獲るというのがでかい目標として一個あって、それに向けて今回の試合が橋渡しになると思います。1回ミスったんで、今回しっかり勝ってって感じですかね」と返答。

 宮田充K-1プロデューサーに「どうでしょう?」と問うと、宮田充プロデューサーは「今回、久保選手とバダザリアン選手のタイトルマッチが決まっていますが、今日発表したウェルター級の2カードは次の挑戦者を占う意味で非常に重要なカードとして楽しみにしていただければ」と回答した。そして最後に城戸は「昨今、K-1も色々揉めてますが、僕はK-1オンリーですよ、ということを。宮田さん、本当にいつもありがとうございます。僕は忠誠を誓っておりますので。K-1を救うのは城戸しかいない。城戸はK-1の犬だ!これ見出しで行きましょう(笑)!」と発言して会見を締めた。

 城戸は初参戦の強豪イッサムからウェルター級初勝利を挙げて、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナを沸かすことが出来るか?

 

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