2018.01.13

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K'FESTA.1~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で左右田泰臣と対戦する中澤純のインタビューを公開!

──K-1初参戦となった昨年11月の大和哲也戦は残念な結果に終わってしまいましたが、改めて試合を振り返ってもらえますか?

「あの試合を見た人には『大和哲也は強すぎる』みたいな感じで書かれたんですけど、僕個人の体感としては凄い差があると感じたわけじゃないんですよね。真剣勝負の、竹刀じゃなくて本当の斬り合いを8オンスのグローブを着けてやっていれば、どっちが勝つかなんて本当にワンミスで転がっちゃうんで。

 あの時も僕は相手のフックが左ボディに来ると思ったんですよ。それで左ボディをカバーしながら左フックを打ったんですけど、それがボディじゃなくて顔だった、と。そのちょっとしたワンミスで一発を食らっちゃっただけなんです。もちろん前蹴りがうざかったっていうのはあったんですけど、2Rから修正できる自信はあったし。一発で終わっちゃったから凄い差があるって思われがちですけど、僕は全然、次決まったらやりたいと思ってるし、そこのレベルまでまた上がっていきますよ。もし本当に負けたと思ったら『もうあいつとはやりたくない、勝てない』って思うじゃないですか。そんな風には全然思ってないです」

──自分の中でなぜ負けたのか?をしっかり分析できているわけですね。

「分析できてますね。でもまた強くなった気がしますよ。前回の敗戦のおかげで」

──中澤選手は6連勝でK-1初参戦に辿り着きましたが、対戦カード発表会見でも言われていた通り、気持ちが緩んでいた部分もあったのでしょうか?

「そうですね。そうならないように気をつけてたんですけど…『弱い犬ほどよく吠える』って言葉あるじゃないですか。俺は吠えた方がいいなって思いましたね(苦笑)。前回の大和戦は凄く自信があって、何だかんだ勝てるだろうなって思ってたんですよね。その気持ちが強過ぎちゃって、吠える必要もあんまり感じなかったんですよ。吠えなくてもいけるなって。でもそれが慢心になっちゃって、ちょっと不安があった方が人は燃えるんだなと思いました。必死になれば鼠も猫を噛むというじゃないですか? 僕はその状態を作った方がいいタイプですね。12月のK-1でも結構アップセットの試合が多かったと思うんですけど、やっぱり若手の子は必死こいて上の奴を倒そうと思うし、逆に上の人間は余裕ぶっこきますからね。それこそ前回の左右田は僕に対してそういう気持ちがあったと思いますよ」

──その左右田選手と約7カ月ぶりに再戦することになりました。このタイミングで左右田選手と対戦することをどう感じていますか?

「再戦することに対しては最高の試合が出来るとは思うんですけど…一緒に記者会見に出て隣でコメントを聞いていても、相変わらず『ムカつくな、こいつは!』と思いました(苦笑)」

──前回の試合は中澤選手の勝ちでしたが、延長までもつれるスプリット判定(2-1)でした。今回が決着戦という意識もありますか?

「そうですね。実際に僕も試合が終わった後に(再戦しようと)言いましたしね。でも次はしっかりと白黒はっきりつけて終わらせてやりますよ、マジで。今回は完全にぶっ倒してやろうと思ってますから」

──ずばり中澤選手と左右田選手のインタビューやコメントを見ていても、きっと中澤選手は左右田選手と性格や考え方が合わないですよね?

「多分合わないでしょうね。あいつはわざとああいうことを言う、あまのじゃくなんじゃないですか(苦笑)」

──対戦相手への感情も含めて、最近の試合にはない心境でリングに立つことになりそうですか?

「最近というか、大和哲也戦の時だけなんですよ。天狗になっていたというか、慢心していたのは。それ以外のときは、内心はマジでぶっ倒してやるって気持ちで試合をしてたんで。大和戦の時は、言っちゃえば大和哲也の掌の上で踊らされたのかもしれないですよね。彼は『格闘技は試し合いの場なんで』と言うじゃないですか。そういうことを聞いちゃうと、こいつは良いやつなんだなと思っちゃう(苦笑)。そうなるとぶっ倒してやるって気持ちが生まれてこなくて、無理矢理(気持ちを)持っていこうとしたら、それが出来なかったってことですよね。ただ左右田泰臣という人間に関しては、自分でマインドコントロールしなくても、勝手にぶっ倒してやるって気持ちになるから試合までの練習が楽しみですね」

──中澤選手にとって1年前までK-1出場が一つの目標だったと思います。今はそれが現実となり、公約通りにKrushチャンピオンになってマセラティも購入しました。この1年は色々なことが変わった年だと思います。その中で「K'FESTA.1」というリングで中澤選手はどんなものを見せたいですか?

「プロは最高の試合をするのが義務だと思うんで、もちろん最高の試合は見せます。そして今言われた通り、僕はマセラティを買うこともそうだし、Krushのチャンピオンになる、K-1に出場する…と、2017年は色々なものが叶った一年でした。ただ2017年の反省点は、K-1“出場”を目標にしちゃったことなんですよね。きっとそれが大和戦の敗戦にもつながったと思うし、2018年はK-1チャンピオンになることを新しい目標にしました。

 俺がこういうとみんな『何言ってんだよ?』って笑うと思うけど、去年のはじめに俺が『Krushチャンピオンになってマセラッティに乗る』と言った時も、みんな無理だよと言って笑っていたんですよ。でも1年経ったら、俺はその目標を実現しているわけです。だから笑いたいやつは笑えばいいし、馬鹿にしたいやつは馬鹿にしとけって。その目標を俺が全部実現して、逆にお前らを笑って馬鹿にしてやるからなって思ってます。その第一歩が3月の『K'FESTA.1』で、まずはアイツ(左右田)を完膚なきまでに叩き潰しますよ」