2019.09.14

さる8月24日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で行われた「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~」。今大会の振り返りインタビューをお届け!今回は大岩龍矢から判定勝利を収めた皇治が登場します。

――8月大阪大会の大岩龍矢戦は延長判定2-1での勝利でした。あの試合を振り返ってもらえますか?

「あの声援は嬉しくて、赤コーナーのメインイベントをできたということは人生のいい経験になったかなと思っています。チャンピオンじゃなくてもメインをできるっていうことにも俺の中では意味がありましたし、そういう意味はあったのかなと思います。ただ大会までだいぶしんどかったですね(苦笑)。今までの自分は挑戦してきた側で、今回は初めて試合に対しての、相手に対してのモチベーションがない試合が初めてだったんですよ。それでまぁ…難しいところもあって。何が1番難しかったっていうと、俺はチャンピオンじゃないから、チャンピオンになってしまえばある程度受ける覚悟はできていると思うんですよ。でも俺の場合はチャンピオンじゃなかったので、脳みその中ではまだまだ挑戦したいっていう気持ちが強かったので、そこの切り替えが1番難しかったですね」

――なるほど。チャンピオンじゃないのに追われる・受けて立つという立場ですね。

「はい。なんでチャンピオンじゃないのに。この試合をしないとあかんのか?っていう。もちろん俺やからこそ、この試合が組まれたのかなとは思いますけど。まだまだ下の奴とやるっていうのは改めて嫌やなとは思いました(苦笑)。それに今回は試合以外でも色んなことがあった中で、みんなに支えてもらってリングに上がってあの大観衆を得て、試合を終えられたということは意味がありましたけど、試合内容に関しては何も満足はしていないです。

 そもそもこの試合が組まれたとき、もう自分が圧倒してKOをする以外は正解はなかったと思っているんですよ。あの試合で満足するファンというか、格闘技を見ている人たちが、K-1を見ている人たちが納得する結果はもうKOしかなかった。でも大岩くんはそこまで弱い選手じゃないから、リスクしかない試合やったんですよね。今はK-1もメジャーになって一般人も見ているから、知名度がある=強いになっていると思うんですよね。だからそこを自分みたいに知名度のある方からすると、やっぱりKOしか認められない。とにかく圧倒的に勝つしか答えがない。今回はそことの勝負やったんですけど、それができなかったっていうのは素直に自分の弱さやから。そこは逃げてもしょうがないので、見つめ合うしかないですよね、そこと」

――皇治選手にとっては初めてのことであったり、色んなものと勝負した試合だったわけですね。

「まぁ俺からすると、試合前もこれだけ騒がれて、試合後もこんなに騒がれる奴って俺ぐ
らいしかおれへんと思うんです。常に賛否両論があるのって。でもそこを俺はずっと目指してきたので、選手として。いつだって話題の中心でいたいので、悪くてもいいんですよ、それが。欲をいえばそれはいい方がいいですけど、よくも悪くも話題にならない選手というのは終わりやと思っているので。俺くらい話題になれる選手は自分しかいないと思っているし、だからこそ今回の試合は悔しいし、歯がゆいっすね」

――その中で試合後の一夜明け会見では「年内休養宣言」も飛び出しました。それについて聞かせてもらえますか?

「今の自分やったら接戦になったら絶対に勝てる自信があるんですよ。でも俺が目指しているのはそうじゃなくて圧勝すること。そのためには考えるところもあるのかなと思いますし、ちょっと疲れましたね。モチベーションが難しいかなというところもありますし、じゃぁ今年誰とやるの?というところにもなってくると思うので。とにかく挑戦する何かをくれというのを俺はK-1に言っています。今までずっとK-1に出させてもらっているのはそうじゃないですか。ずっと俺は挑戦してきて、K-1側から『今は受ける立ち位置に来たんだよ』と言われるのはわかるんですけど、でも俺チャンピオンじゃないし、やっぱりもっと挑戦したい。もっと好きにやりたいっていうのがあるんで。もしかしたら試合から少し離れるかもしれないですけど、ちょっと休憩したらまた死ぬ気で自分を追い込んで、でかくなって強くなって帰ってくるんで。ファンのみんなが俺を見たくなったり、K-1がピンチになって盛り上がらへんくなったら俺がまた助けに行きますよ」

 

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