column

コラム

「K-1ジム目黒プロ部門TEAM TIGERプロ練習をちょっとだけ紹介します」

 未来のチャンピオンを育てる、そして老若男女がスポーツとしてのK-1に触れる場所=K-1ジム。週替わりで各ジムの今をお届け! 今回はK-1ジム目黒の内田康弘代表が登場!
 その後は、TEAM TIGER名物“地獄の心拍トレーニング”。

 心拍計を装着して一定の心拍数に達するまで全力でシャドーやサンドバッグ打ちを敢行! 心拍数値がはっきり示されるので決して手を抜くことが出来ません。心肺機能を限界まで鍛え、無尽蔵のスタミナを養っていくという過酷なトレーニングは、時に辛すぎてへたり込み、言葉も出ないほど。こうして試合でバテない、最終ラウンドでも動ける体力を作っていきます。

 この日は強度が高い練習メニューで、続いてはローキックに突出した打ち込み。とにかくローキック。ローキックは脚を踏ん張り、身体が流れないようキープするため、やはり心肺機能への負担が激しくなります。それでもなお、同じフォームで、重さをのせて蹴りを繰り出します。試合を想定して最終ラウンドまで同じ重さの技を出せる、キープできる強さを作ります。

 この後は、試合を控えている選手、そうでない選手で別メニュー。ガッツリ、ミット打ちをやる選手もいれば、軽めに精度を重視した練習を行う選手など。試合の控えていない選手は自分の欠点や、修正が必要な動きを反復します。

また、この日の最後は“首相撲”で締め。そもそもK-1では首相撲などの組み付いての攻撃、崩し技などは無いルールですが、相手と拮抗して力を出したり、相手のパワーをうまくいなしたり、相手がどういうタイミングで力を出してくるかを察知したり、崩されるのをうまくバランスを保って態勢を保持したりといった、どの格闘技にも必要不可欠な要素が含まれます。ひいては格闘技で大切な体幹部の強化につながります。

 この日のプロ練習はこれにて終了。でも、持久力を高めたい、スタミナをつけたい選手はプロ練習終了後、外にランニングする選手も。

手前みそですが、TEAM TIGERの選手はみんな練習熱心です。そしてみんな協力して練習をしています。K-1は個人競技ですが、試合に向けるプロセスでは、みんなで協力して練習をしています。お互いにミットを持ちあったり、サンドバッグを交互にやってコンビネーションを磨いたり、相手選手を想定してシュミレーションをしたり。

 試合を見ていても、あまりわからないかもしれないですが実は試合そのものもチームで戦っています。リングの中では一人ですが、準備段階ではウォームアップを手伝ったり、当然セコンドに一緒についてアドバイスを送ったりして、みんなで一丸となって試合に挑んでいます。

「こんな過酷な練習、プロ練習に参加したいと思っていたけど、ちょっとなぁ」と思った人もいたかもしれませんが、始めからこんな強度の高い練習はやらないので安心を!!

 選手になりたい人も、まずはフィジカル、スキルともに備わり、基礎的なK-1で戦っていく為に必要な技術、体力をそれぞれの人に合わせて練習していきます。K-1、Krush、KHAOSで活躍したい、強くなりたい人は是非、K-1GYM目黒 TEAM TIGERで一緒に練習しましょう!!待ってます。
チケット購入