2020.04.30

 中村拓己K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は「Krush.112」3.28(土)後楽園大会を総括します!

「スーパーフェザー級の提髪和希選手はすばらしいKO勝ちで、本当に強さをまた見せたと思いますし、フェザー級の斗麗選手は実績・実力のある伊澤波人選手からKO勝ちを収めて、インパクトを残したと思います。山本直樹選手と佐野天馬の試合は延長までもつれる試合だったんですが、二人共最後まで勝負をあきらめない、手数を出し続けて執念の見られる試合だったと思います。

 休憩明けに関しては<1>で吉岡選手と晃貴選手の試合に触れましたが、近藤魁成選手と山際和希選手の試合。こちら、近藤選手は昨年に木村“フィリップ”ミノル選手やジョーダン・ピケオーと戦って、そういう経験を踏まえての2020年最初の試合だったんですが、本当に実力者でテクニックのある山際選手と3Rまでしっかり戦って、最終的にダウンも取って勝ったという部分では、一撃KOとかインパクトの残る試合ではなかったとは思いますが、逆に長い時間戦ったことで、近藤選手の成長や強さというものが出たんじゃないかなと思います。

 そしてメインイベントのKrushクルーザー級タイトルマッチ、K-Jee選手と加藤久輝選手の一戦は、昨年12月のK-1名古屋大会のリマッチで、前回は加藤選手がKO勝ちを収め、今回はK-Jee選手が挑戦を受ける、リベンジに臨むというかたちになりました。

 結果的にはK-Jee選手がKO勝ちでタイトル防衛、リベンジに成功しました。ここ最近、K-1の結果を受けたリマッチが何試合かあったんですけど、その中でK-Jee選手がリベンジを果たすことになったと思います。前回の対戦を踏まえて、非常に戦略というか、対策を練っての試合だったと思います。K-Jee選手がしっかり準備をしてきたんじゃないかなと。次の大会として、7月のK-1福岡大会が決定してますので、これからマッチメイク当は考えていこうと思いますが、K-Jee選手にとっては大きなアピールになったんじゃないかなと思っております」

 

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