2020.03.05

 中村拓己K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は「Krush.111」2.24(月・休)後楽園大会を総括します!

「今回はスリヤンレックとパヤーフォンという2人のタイ人選手を招聘しました。スリヤンレックに関しては、持ち味のタフさや攻撃力というのは試合の中でも見ることが出来たんですけども、それよりも軍司選手がスリヤンレックの対策をしっかり練って、忠実にその戦い方を徹底して上手く攻略したかなと思います。

 後半はちょっと軍司選手が追い上げられるんじゃないかなと思うところもあったんですけど、しっかりダウンを取ってポイント差をつけて勝ったっていうところでは、本人が目指していたKO勝ちではなかったんですけども、やはり軍司選手は怪我から復帰してこれで2連勝。またスーパー・バンタム級のトップ戦線にしっかり帰ってきたなっていう印象を受けました。

 パヤーフォン選手はMOE選手との一戦で、試合前に本人も言っていた通りパンチをすごく練習してきたというところで、そのパンチでしっかりダウンを奪いましたし、戦い方をすごくKrush・K-1ルールに合わせてきたなと思いました。

 タイ人の中でも、しかも女子のアトム級という階級であれだけ迫力ある試合を出来るパヤーフォン選手というのは本当に貴重な存在だなと思いますし、アトム級の中では今回はMOE選手が挑んで敗れたんですけど、他の日本人選手がどんどん挑んで行っても面白いんじゃないかなと思います。
す」