2020.02.13

 中村拓己K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は「Krush.110」1.25(土)後楽園大会を総括します!

「後半戦の試合に関しては、まず休憩明け一発目の試合が里見柚己選手と金子大輝選手の試合で、金子選手はミャンマーラウェイのチャンピオンとして昨年11月にK-1デビューをして今回が2戦目だったんですけど、そういったちょっと他の選手とは違うバックボーンを持ったファイターで、戦い方だったり身体の頑丈さだったりっていうのは、やっぱりK-1 JAPAN GROUPの中でもすごく目立つファイターだったと思います。

 里見選手もそういった相手と真っ向勝負して、最後はよくKO仕留めたなと思います。里見選手はこの一つ前の試合で負けていて、試合間隔を明けて自分を鍛え直すと。けっこう試合が好きな選手でどんどん試合をやるタイプだったんですけど、あえて試合を休んで、地元のK-1横浜大会に出るチャンスよりも自分を鍛えるという方を選びました。そこでしっかりトレーニングを重ねてきて、こういった難敵をしっかりと倒したと。昔の里見選手だったら押されて逆転負けをしてたんじゃないかなという場面でも、踏みとどまってKO出来たというところでは、その練習の成果というのが存分に出た試合だったかなと思います。

 セミファイナルの山崎秀晃選手と堀井翼選手の試合は、本当にKrushという名称だったり、舞台に思い入れを持ってる山崎選手が自らKrushに出てきて。対戦相手が堀井選手というのは、戦績とかキャリアだけでいったらすごく山崎選手と差のある試合だったかなと思うんですけど、山崎選手と戦うことに自ら名乗りを上げたという心意気だったり、あとは本当にああいったキャラクターで会見では笑いを誘ってふざけてる選手なんですけど、堀井選手の試合をこれまで見た方は、本当に熱い気持ちを持って最後まで諦めない、そういった戦う心を持った男だと感じていると思います。

 そういった選手だからこそ、山崎選手の良さが良い意味で引き出された試合になったと思いますし、やはり山崎選手も自分からKrushというリングに上がって、Krushはこういうものなんだよというのを見せてくれたんじゃないかなと思います」

 

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