2020.01.09

 中村拓己K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は「K-1 WORLD GP」12.28(土)名古屋大会を総括します!

「K-1名古屋大会では初めて女子の王座決定トーナメントを開催しました。今までK-1では8選手によるワンデートーナメントを開催してきましたが、今回は女子4選手で行い、本当に世界トップの4選手がベルトを争うトーナメントになったと思います。女子の試合でも見ていて他の男子の階級と本当に遜色のない、K-1のベルトを争うに相応しいスリリングな緊張感のある試合を4選手とも見せてくれたと思います。

 その中でも決勝戦は本当に接戦だったと思いますが、KANA選手の『K-1の女子をずっと引っ張ってきた』や『自分がベルトを獲るんだ』という強い想いと執念が最後の最後に勝ちにつながったんじゃないかなと思っています。こういった形でKANA選手という女子のチャンピオンが生まれたことで、今回は女子フライ級で1つの頂点が決まりました。

 すでに国内外問わず自分のSNSにも「KANAと戦いたい」というメッセージが着たりと既に反響があります。そういった形でどんどんK-1に女子のファイターも集まってきてくれればなと思います。KANA選手も言ってるみたいに、やっぱりここでベルトが生まれてベルトが誰かの腰に巻かれたことで、K-1女子の新しい道が切り開かれていくスタートになったと思うので、またここからの展開というのを色々と考えていきたいと思います。

 もう1つのタイトルがかかった試合では、スーパー・ライト級で安保瑠輝也選手とゲーオ・ウィラサクレック選手のダイレクトリマッチのタイトルマッチがありました。

 前回の6月の両国大会と同様にお互いに譲らない競った試合だったと思うんですけど、この試合も安保選手が今回はチャンピオンとして意地というか、ベルトを守るんだという気持ちでゲーオ選手をぎりぎりのところで振り切った試合だったかなと思います。

 スーパー・ライト級は安保選手とゲーオ選手が2度タイトルマッチで対戦して、名古屋大会の試合で言えば不可思選手が大和哲也選手をKOしたり、中野滉太選手のような若い選手達も出てきました。横浜アリーナ大会では山崎秀晃選手が凄いKOを見せたりと色んな選手たちがいます。まだ安保選手が戦ってない選手達もいるので、そういったことも考えると、安保選手がチャンピオンとして2020年は違う展開やドラマが生まれて行くんじゃないかなと思っております」

<2>に続く

 

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