2019.04.13

K-1・Krush・KHAOSで繰り広げられる激闘の数々から気になる選手をピックアップし、K-1 JAPAN GROUPサイトでしか読むことが出来ない独占インタビューを公開。今回は「K'FESTA.2」3.10(日)さいたま大会で卜部功也に勝利して王座獲得に成功したライト級王者・林健太が登場!

──「K'FESTA.2」というさいたまスーパーアリーナでの試合というのはいかがでしたか?

「花道がめちゃくちゃ長くて、僕入場はすぐにパッと入りたいんですけど『花道長すぎるやろ!』と思って。リングまで走ろうかなとか思ってたんですけど、思ったよりみんな声かけてくれて、ハイタッチしながら行く感じで良かったです(笑)」

──対戦相手は同門の卜部功也選手で、ずばり聞いてしまいましたが、良く一緒に練習していた頃はスパーリングで全然かなわなかったですか?

「いやもうボッコボコにされてましたよ。倒されることとかもありましたから。特にお腹とかで倒されてたんで、狙ってくるだろうなってめっちゃ腹は気にしてました。お腹はガッツリ狙われてましたね」

──12月からはどんな練習をしてこの3月を迎えたんですか?

「やっぱディフェンスっすね。ディフェンスをめっちゃ鍛えてきて、常に頭振ることを意識してました。会長にもずっと練習で『頭止めないように』と言ってもらってましたし、ボクシングの練習でも大橋ジムに行かせてもらってました」

──攻撃面ではどんなことを意識して練習されていたのですか?

「前回はワンツーとボディにヒザ蹴りしかなかったんですけど、今回はワンツー、ボディにヒザ蹴り、そこに右ボディが一個増えました(笑)」

──あまり色々とやるよりは、いくつかの技を正確にやることに重点を置いている感じですか?

「そうですね。みんなからも『意識して技を出そうとすると遅い。無意識にそれが出せるようになるまで練習し続けろ』と言われていて、頭の中でパターンを作って、こっち出したらこっちを出すと体が勝手に反応するような、簡単にパターンが出来るようにずっとそればっかり練習してました」

──なるほど。では自然に全部出ていた感じだったんですね。

「そうっすね。いつもやったら『ここでフック打とう』とか思うんですけど、流れに任せて戦ってました」

──あと思ったのが、体のサイズがさらに大きくなりましたよね? 功也選手と同じ階級には見えませんでした。

「今回はめっちゃ体重が戻りましたね。いつもは最後らへんはあんまり食べずに落としたりとかするんですけど、ギリギリまでご飯を食べて落として、けっこうたくさん水抜きしました。それですぐに水で戻したら8kgぐらい戻ったんですよね。試合の時は70kg以上ありましたね。構えた時もあんまり功也くんの体のでかさは感じなかったです」

──でも別に体に重さを感じたりはなかったんですよね?

「そうですね。試合前に汗出したら動けるなというのが段々分かってきて、最近はサウナスーツ着てけっこう汗をたくさんかくようにしてます。練習の時からめちゃめちゃ動けましたね」

──試合の話をすると1Rは功也選手の左ストレートや左の蹴りをもらっていた印象がありました。

「思ってた通り功也くんは強かったし、ポイントも取られただろうし、2Rからは行かなきゃって改めて気を入れました。1Rには練習していた右の攻撃、右ストレートや右ボディを一杯使おうと思ってたのに全然当たらなかったです(苦笑)」

──功也選手のキャッチフレーズにも“アンタッチャブル”とついていますが、当たる気がしないんですか?

「当たる気がしないというか、ちゃんと攻撃を見てますよね。それでちゃんと攻撃を避けて、避けるだけじゃなくて、避けた後にすぐ攻撃を返してくるから。俺の右に対しての、避けての左をずっともらってましたね。そこはもう気合いでなんとかしました」

──でも功也選手の攻撃をもらいながら下がりませんでしたよね。ここで下がったら向こうのペースになるという思いがありましたか?

「いやもうこれ以上離れたら危険ゾーンというか、100%やられるなってずっと思ってたんで。とにかく距離を詰めて、上手い下手じゃないぐらいのレベルまで距離を詰めてれば技術云々じゃないなと思って」

──よくしっかり距離取った方が危なくないと言いますけど、この試合に限っては近い距離にいる方が勝機があったと。

「そうですね。トーナメントの準決勝・決勝も、僕が中途半端に距離を取ってた時にやられてたんで。しんどいのは覚悟して最初から行こうと思ってました」

<2>に続く