2019.04.05

K-1×Krushモバイルで毎週金曜日に更新する「関根勤の部屋」。K-1公式サポーターを務める関根勤さんがK-1・Krushの魅力をたっぷりと語り尽くすこのコーナー。今回は関根さんが「K'FESTA.2」3.10(日)さいたま大会を振り返ります!

──最後はパンチによるKOでしたが、武尊選手のインローもかなり効いていましたよね?

「アレは確実に効いてたよね。凄く蹴りが走ってた。あと二度目のダウンを奪った時も的確にパンチを当てて、こめかみにキレイにパンチを入れてましたからね。だけどヨーキッサダーの凄いところは、武尊のあのカウンターを食らっても、まず一回は立ち上がってきたことですよ。最後はレフェリーが止めてくれたけど立ってこようとしてましたから。カウント8ぐらいで立って、カウント10までにファイティングポーズを取れるかどうかは分からなかったけど、あの打たれ強さと闘争本能はさすがムエタイの現役王者だし、400戦以上戦ってKO負けゼロの男ですよ」

──ヨーキッサダ―の身体を見ると首や脚の太さが尋常じゃなかったですからね。

「そう! やっぱり強い選手がタイにはいるなって。でもタイで武尊くらいパンチが速い人はいないんだろうね。だからヨーキッサダ―にとっては想定外のパンチだったという。要するにそのくらいK-1の戦い方ってのが進化してるってことですよね。もうムエタイで強いからと言って(K-1のトップファイターを)捕まえきれない。まあでも…やっぱり武尊選手は色んな意味で役者が違いますよ。彼こそスーパースター!」

──例えば、関根さんも芸能の仕事をされていて、武尊選手のようにここぞという時に決める!人はいるのですか?

「いますよ。それでいうと明石家さんまさんですよね。さんまさんは常に決めるべきときに決めてきたというか。本当にスーパースターですよね」

──その他では後半は日本vs世界・7対7の試合でしたが、武尊選手以外の試合で、関根さんが印象に残った試合はありますか?

「僕は和島大海vs木村"フィリップ"ミノルかな。正直あそこまでが木村と和島に差があるとは思わなかった。木村と和島はジョーダン・ピケオーと対戦経験があって、木村vsピケオーと和島vsピケオーを比べると、和島の方がピケオーを追い込んでいるんですよ。だから僕は和島がポイントアウトするんじゃないかなと予想してたんだけど、木村のパンチ力がやばかった…。和島はもともとスーパー・ウェルター級で骨太で頑丈なのに、その和島をあんな簡単に倒しちゃったからね。もしかしたら相性の問題もあるのかもしれないけど、木村のパンチ力が階級を超えていることは分かりました。その流れでいくと野杁正明とピケオーの試合も面白かった!あそこまでピケオーを追い込んだ日本人は野杁が初めてでしょう」

──ハイキックからのパンチでピケオーをグラつかせましたからね。

「そう! 多分ピケオーも今までで一番強かったと思ってるんじゃないかな。ただあれだけふらついてもすぐに回復しちゃうのが外国人なんですよね。同じように攻撃を出して同じように攻撃を受けていると、外国人の方が競り勝っちゃう。技術的には野杁も負けてないし、むしろ上だったと思うんだけど、搭載されているエンジンや排気量が違うというか…。あれはやっぱり日本人にとって一つの壁ですよね。あとはKANAが残念だったなー」

<3>に続く