2019.02.16

K-1・Krush・KHAOSで繰り広げられる激闘の数々から気になる選手をピックアップし、K-1 JAPAN GROUPサイトでしか読むことが出来ない独占インタビューを公開。今回は「Krush.97」1.26(土)後楽園大会のバンタム級王座決定戦で勝利した晃貴が登場!

──ベルトを獲って、試合が終わってからはどのように過ごされていましたか?

「試合が終わってからは、眼窩底骨折しちゃったんで、ひたすら病院いってました(苦笑)」

──改めてタイトルマッチを振り返っていかがでしたか?

「試合前に緊張したのは初めてで、今までプロになってから一回も緊張したことなかったんですけど、やっぱり独特な緊張感はありました。試合の時も感情が入っちゃって、興奮したままリングに上がって、記憶もちょっとうる覚えみたいな感じですね」

──話題になった試合前の睨み合いは?

「松下選手がアレをやってくるのは当然知ってましたし、その時の自分の気持ちに任せようと思ってました。嘘っぽい感じでやりたくなかったんで、その時のリングに上がった時のテンションに任せようと思ってて、そしたら思ったより自分もスイッチ入っちゃって(笑)。レフェリーの注意事項は一切聞いてなかったです。何か久々に熱くなって、あの時は凄い楽しかったです(笑)。でも睨み合いが終わって、コーナーに戻った時はもう落ち着いてました」

──試合前はどのような作戦を立てていたのですか?

「作戦は試合を見てもらったままです。パンチは警戒してたんで、1Rはとにかくしっかりガードを上げて、蹴りで削って削って。勝負は2Rからだと思ってました。本当に作戦が型にはまった感じなんですけど、1Rのラスト30秒でストレートをもらって折れちゃって(眼窩底骨折)、その時から松下選手が3人に見えちゃって。そういう経験が初めてで、どうやって戦えばいいか分かんなくて、かなり焦りました。それでインターバルにコーナーに戻って(久保)優太さんに『目が見えない』って言ったんです。そしたら優太さんが『今まで自分も何回もそういう場面を乗り越えてきた。勇人は絶対的な武器があるから、自分の武器を信じてやり切れ』って言ってくれて」

──そういう言葉があるだけで大分違いますよね。

「全然違いますね!前も言ったんですけど、目が見えないと戦えないと思って、本当に自分は負けも覚悟したんです。でもインターバル中に優太さんに冷静に言葉をかけてもらって、メンタルを取り戻しました。あれがなかったら本当にどうなってたか分かんないですね」

──そのようなアクシデントを乗り越えての戴冠でしたが、鈴木選手としては松下選手が相手だから練習を変えるというわけでもなく、今までやってきたことをそのままやろうという感じだったのですか?

「本当に今までやってきたことをやった感じですね。左ミドルはとにかくジムに入門してからめちゃめちゃ蹴ってたので。自分は不器用だから『これをやったら絶対にミドルキック強くなるよ』って言われたら、ひたすらやり続けるんですよ。これをすれば強くなるって確実に分かるんだったら、僕はそれをやり続ける。そうやって左の蹴りを磨きました」

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