2019.01.31

 中村拓己K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は「Krush.97」1.26(土)後楽園大会・一夜明け会見の総括コメントを公開します!

「元々この大会は西京春馬選手と江川優生選手のフェザー級のタイトルマッチ1試合と、次期挑戦者決定戦2試合という形で対戦カードを発表していたんですが、スーパー・ライト級、バンタム級が王座決定戦に変わって、3大タイトルマッチという形になりました。ベルトがかかった試合が三つ並んだことで、非常にエキサイティングな試合が続いた大会だったのかなと思います。結果的に3人の新しいチャンピオンが生まれたことで、2019年、新年最初の大会らしいなと思いながら見ていました。またここで3人のチャンピオンが決まったことで、今後の挑戦者争いというか、次に誰が挑戦者としていくのかなど、非常にマッチメイクの幅が広がる大会だったと思います。
 
 試合のほうを総括していくと、プレリミナリーファイトを昨日の試合では3試合行いました。K-1アマチュアの全日本チャンピオンで、デビュー前から非常に注目されていた菅原美優選手が第1試合に登場するなか、試合としては第2試合の齋藤祐斗選手が見事なKO勝ちで、非常にインパクトを残したのかなと思います。Krushでは名古屋大会を長年開催してきていますが、またこうして名古屋在住の選手で注目のファイターが出てきたというところでは、齋藤はこれからまた非常に楽しみな選手だなと思いました。

 加藤虎於奈選手と海斗の試合は、加藤選手が再戦に勝利する形でした。前回の試合では非常に早いラウンドでKO決着だった試合が、今回は3Rフルに見られて、お互いの成長が見られた試合だったと思います。ウェルター級は今は本当に層が厚くて盛り上がってる階級なので、加藤選手がそこに一歩食い込むチャンスを掴んだのかなと思います。また海斗選手も非常に実力がある選手で、今回加藤選手に負けてはしまったんですけど、他の選手と戦ったらどうなったかと思わせる試合でもあったと思うので、ウェルター級はまたこれから盛り上がっていくんじゃないかなと思います」

<2>に続く