2018.12.28

 K-1×Krushモバイルで毎週金曜日に更新する「関根勤の部屋」。K-1公式サポーターを務める関根勤さんがK-1・Krushの魅力をたっぷりと語り尽くすこのコーナー。今回は関根さんが「K-1 WORLD GP」12.8(土)大阪大会を振り返ります!

──そしてライト級世界最強決定トーナメントも非常に見所の多いトーナメントでした。

「面白かったですね。まず何と言っても優勝候補のゴンナパー(・ウィラサクレック)が25秒で負けるっていう大番狂わせね。こっから波乱が始まりましたよね」

──僕も篠原選手が苦戦させたり、勝つ可能性もあるかなとは思っていましたが、あの勝ち方は流石に想像していませんでした。

「僕もステップワークでポイントアウトするかなとは思ったの。篠原はリーチもあるからね。それでひょっとしたら判定で勝つかなと思っていて、そうなると優勝もあるかなと思ってたんだけど……パパーンとパンチが入っちゃって」

──ゴンナパーの左ミドルに合わせた左フックは狙い通りでドンピシャでしたね。

「あれは作戦だったと思うけど、それをあそこまでドンピシャで当てるのは素晴らしいです」

――続く準決勝の林健太vs篠原悠人戦も凄い試合でした。

「篠原のパンチがバシバシ入って、あのまま行ったらまた篠原がパンチで倒すかなと思ったんですよ。そしたら林の逆襲があって」

──やっぱり一発のある選手は逆転の可能性を秘めていますね。

「そう!林はパンチ力があるんですよ。戦績を見てもKO率が7割とか8割ですごく高い。やっぱりあそこの怖さですよね。あの一発で試合をひっくり返せる力は林の魅力ですよ」

──逆に言うと篠原選手の強さも存分に見れた試合でもありました。

「篠原はまだ20歳じゃないですか。それで大阪出身でしょ? やっぱりゴンナパーに勝ってイケイケになっちゃったんでしょうね。実際にパンチがバンバン入ってたでしょ? だからもう行けるって、それは思いますよ。だからあれを良い教訓にして、冷静になって組み立て直すことを覚えれば。でも僕は篠原みたいな選手は好きですよ。行けるとこは行っちゃうっていう。あれこそ僕らが見たいプロの試合だから」

──結果的に林選手が決勝まで勝ち上がり、逆ブロックからは大沢文也選手が決勝進出を決めました。大沢選手はこのトーナメントで根性を見せましたよね。

「大沢は根性見せた!1回戦のリュウ・ウェイ、あの選手は強かったですよ。今回来た外国人の中じゃ一番(強い)でしょう。身体もデカイしパワーあるし、それをぎりぎりで勝って」

──準決勝の恭士郎戦も鮮やかな顔面ヒザ蹴りでダウンを取ってのKO勝ちでした。

「あの一発は見事だったなぁ。ずっとボディにヒザ蹴りを入れておいて、それをフェイントにしてからの顔面ヒザ蹴りで。恭士郎選手はカットでTKO負けしたことはあるけど、KO負けは一回もない選手だったんだから。それをKOしたっていうのは本当にすごいよ」

──林vs大沢の決勝戦も最初から最後まで一歩もひかずにパンチで打ち合う素晴らしい試合でした。

「そうだよね。大沢が必殺の飛び込みの左フックを当ててダウンを奪って。でも林は打たれ強いというか回復力があるから、だんだんと動きが戻ってきて。最後まで気持ちも砕けなくて、お互いの負けたくない気持ちがぶつかり合って、いい試合だったな~。トーナメントはどの試合も面白かったですよ」

<3>に続く