2018.12.22

K-1・Krush・KHAOSで繰り広げられる激闘の数々から気になる選手をピックアップし、K-1 JAPAN GROUPサイトでしか読むことが出来ない独占インタビューを公開。今回は「K-1 WORLD GP」12.8(土)大阪大会のライト級世界最強決定トーナメントで優勝した林健太が登場!

――そしてトーナメント準決勝では篠原悠人選手と対戦することになりました。林選手はゴンナパーが勝ち上がってくると予想していたそうですが、篠原vsゴンナパーはどこで見ていたのですか?

「ニコラス・ギャフィー戦がイマイチな試合で『やってもうた…』と思いながら控室に戻ったんですよ。で、椅子に座って少し落ち込んでいたら、いきなり会場がドカン!と盛り上がって、モニター見たらゴンナパーが倒れてたんですよ。『あっ、これゴンナパー負けるかも?』と思っていたら、もうゴンナパーが負けちゃってて。だから頭の整理が追い付かなかったですね(笑)。自分が変な試合をして落ち込んでいる間に、ゴンナパーが負けてて、篠原選手と戦うことになって」

――すぐには現実を受け入れられなかった、と。

「そうですね。ちょうど弟(林勇汰)の試合がすぐやったんで、自分のセコンドはみんなそっちにいったんですよ。僕は一人で控え室に残ってて、段々と冷静になってきたら『ゴンナパーが負けたってことは準決勝の相手が篠原選手になって。ということは練習でやってきたサウスポー(ゴンナパー)対策が全部無駄になる…どうやって戦おう!?』ってなって。でも考えてもしょうがないんで、途中からは『どないかなるかな!』と思ってました」

――セコンド陣からはどんな指示やアドバイスがあったのですか?

「セコンドからは『篠原はストレートが速いし、そのあとのフックには気をつけろ』って言われました。で、いざ試合が始まったら、ストレートをもらって、そのあとのフックももらいました(苦笑)」

――篠原選手と実際に拳を交えていかがでしたか?

「パンチは速かったし、僕にパンチを当てるたびに(篠原の)気持ちが乗ってきているのが分かりましたね。でも気持ちが乗っている分、打ち合ってくれる感じやったんで、それなら自分にもチャンスが来ると思ってました。ただもらいっぱなしは良くないんで、何か攻撃を返さなと思ってジャブを出したんです。そしたらそのジャブがドンピシャのタイミングで入りだして、ジャブが当たる度に篠原選手も顔を痛そうにしてたんです。それでジャブを当ててプレッシャーをかけていけば、相手の心が折れるやろうと思って前に出ていきました」

――右フックで2度のダウンを奪ってのKO勝利でしたが、ポイントはジャブだったんですね。

「はい。右のパンチはあんまり手応えがなくて、むしろジャブの方がガツガツ拳が当たっている感覚でした」

<3>に続く