2018.09.14

 K-1×Krushモバイルで毎週金曜日に更新する「関根勤の部屋」。K-1公式サポーターを務める関根勤さんがK-1・Krushの魅力をたっぷりと語り尽くすこのコーナー。今回は関根さんが「K-1 WORLD GP」9.24(月・休)さいたま大会の見所を語ります!

──今大会はスーパーファイトも非常に豪華です。まずは武尊選手が半年振りの試合登場となりました。改めて関根さんから見て、3月の「K'FESTA.1」での戦いぶりはいかがでしたか?

「あれは凄かったですね。だって全然今までと対戦相手の身体が違うじゃないですか。明らかにみんな武尊よりもごつかったですし」

──1回戦は勝っても準決勝・決勝といけるのかなという不安もありました。

「本人も『1試合ならまだしも、いきなりトーナメントというのはしんどいなと思った』と言ってましたからね(苦笑)。でもまあ『しんどかった』と言いながらも勝っちゃうわけだから、武尊のポテンシャルの高さは凄いですよ」

──僕は武尊選手のスーパー・フェザー級での試合を見ていて、階級を上げた分、スピードで相手を上回ったり、手数で勝ったり、今までにはない戦い方をしていたなと思いました。

「あのトーナメントでは武尊のスピードが目立ってましたよね。でも武尊のパンチ力は…何なんですかね? あれだけタフな郷州征宜も倒しちゃうし。天才的な当て勘とハンドスピードですかね?」

──あとはすごく頭が良くて、相手の隙を突いてパンチを当てるのが上手い印象もあります。

「なるほど。単純にパンチ力があるだけじゃなく、相手が予想していないタイミングでパンチを打っているから、余計に効かせられるんでしょうね」

──あとはたまに見ることがあるのですが、普段のスパーリングがものすごく激しいですよね…。

「僕も武尊のスパーリング映像を見たことがあるけど、これ大丈夫かな?ってくらい思いっきり倒しに行きますよね(苦笑)。

──以前、取材した時にKRESTの渡辺雅和代表が「練習で倒しにいかないと、いざ試合で
『倒しにいけ!』と言っても倒せない」と言っていたんですよね。

「ああ…そりゃそうだわ。練習でやってることしか出ないもんね」

──もちろん練習でダメージを受けることもあるので、ちゃんとダメージを抜く期間も必要だと思いますが、スパーリングで倒す癖をつけるという練習をすることも一理あるのかなと思います。

「あとは武尊の凄さっていうのは、やっぱり見た目以上に何かを持っている感じがしますよね。戦った相手はみんな倒れちゃうんだよね。それといつも僕が思うのは、危険区域に好んで入っていって、それでいて打たれないじゃないですか。あれが不思議なんですよね」

──実は危機回避能力が高いという感じがしますよね。卜部弘嵩選手の荒々しさと卜部功也選手の用心深さがミックスされたような戦い方にも見えます。

「本当だ。2人のいいところがミックスされている(笑)。それと功也選手に聞いたんですけど、武尊は異常なスタミナなんですって。ずっと攻撃力が変わらないから、対戦すると本当に嫌だって。普通は試合が続いたり、ラウンドが進むとスタミナは落ちるのに、武尊はずっと手数が変わらない、と。だからトーナメントで抜群に強いんでしょうね」

──ただ対戦相手のダニエル・ピュータスは-63kgでも試合をやっている選手で“ラモン・デッカー2世”と呼ばれている選手なんですよね。

「あんまり顔が似ているから最初ラモン・デッカーの息子かと思っちゃいました(笑)。でもデッカーと同じようなタイプだったら武尊と噛み合うだろうし、絶対に盛り上がる試合になるでしょうね」

<4>に続く