2018.06.21

 宮田充K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は宮田プロデューサーの「KHAOS.5」5.26(土)新宿大会の総括インタビューをお届けします!

「先鋒戦の林勇汰vs黒田勇斗は19歳同士でキャリアも6・7戦の若い選手の試合でしたが、この試合を組んで非常に良かったと思います。お互い動きが止まらないし、林くんの良さも出たし、黒田くんはルックスもいいし、いい試合をしてくれる選手だったと思います。関西にはこういう良い選手がいるなということを改めて感じました。勝った林くんもそうですけど黒田くんもいいファイターで、今回の試合で掴んだものがあると思います。是非期待してもらいたいです。

 次鋒戦の東本央貴vs近藤魁成は激しくなることが想定できた試合で、やや近藤くんリードで試合が進む中、最後の最後で東本くんがダウンを奪って勝った試合でした。東本くんは中国遠征でKO負けしていて、大阪から上京してきてKRESTという強いジムでもまれて、今回が踏ん張りどころだったと思います。ここを落とすと12月のK-1大阪大会出場もなくなっていたかもしれません。そこで最後まで諦めずに向かっていった結果が試合終了直前のKO勝ちだったと思います。近藤くんは今回が復帰戦で、敗れはしましたけどダメージはないようなのでどんどん試合経験を積んで欲しいと思います。

 中堅戦は平山仁くんが小鉄くんにKO勝ちして、関西勢として一矢報いた試合で、ここで対抗戦の流れが変わったと思います。この試合は小鉄くんがウェルター級まで身体を絞って、それで実現した試合です。平山くんは見事なKO勝利でしたし、小鉄くんは自信のSNSで「これで最後」と書いていましたが、K-1ジム目黒の内田会長とも話をして、まずはジムと小鉄くんと話をしてもらって。小鉄くんは年齢的にも色んなところで折り合いをつけてキャリアを続けているところで、リタイアするかどうかは個人が決めることですが、個人的にはまだ小鉄くんの試合を見たいと思っています。

 副将戦の椿原龍矢vs森坂陸は個人的に好きな試合で、森坂くんは試合後に「ダメだ」と言っていましたが、僕はそんなことはないと思います。強敵と試合が続いていますが、椿原くんと良い攻防をしたことで胸を張ってほしいです。椿原はくん3月の試合で敗れていたのですが、ここでしっかり勝って。KOできなかったことを悔やんでいいましたが、KOは気負ってできるものでもないですし、ここでしっかり勝つところは良い選手だと思います。両選手とも次の試合を考えたいです。

 大将戦の和島大海vs神保克哉は過去にKrsuhでやった試合をKHAOSの大将戦で組んだのですが、非常にいい試合だったと思います。メインイベントとしてゴングが鳴って期待感が充満するのはKHAOSならではですし、結果は和島くんが2RでKO勝ちでしたが、神保くんも悔しがっていて、それが彼を強くすると思います。神保くんにもいい場面もありましたし。これからスーパー・ウェルター級は和島・神保の時代になると思いますし、お互いを意識してやっていくと思います」