2018.03.16

 K-1×Krushモバイルで毎週金曜日に更新する「関根勤の部屋」。K-1公式サポーターを務める関根勤さんがK-1・Krushの魅力をたっぷりと語り尽くすこのコーナー。今回は関根さんが「K'FESTA.1」3.21(水・祝)さいたま大会で行われるスーパーファイトの中から3試合をピックアップし、それぞれの見所を語ります!

■KANAvsポリナ・ペトゥホーヴァ

「KANA選手には期待してるんですよ。去年、メロニー・ヘウヘス選手に初黒星を喫して、1年後に同じ相手にリベンジしてベルトを取り戻すまでに、彼女はものすごく変わりましたよね。僕は短期間であんなに変わった選手は見たことないです。藤原敏男さんみたいなステップを踏んで、相手が追おうとすると、もうそこにはいないという。理屈では分かるんですよ、『今まではパワーで押すことができていたけど、外国人はリーチがあって、負けてしまった。じゃあどうすればいい? ステップワークでうまくかわしながら、打っていけばいいんだ』と。でも、そう言われたって、短期間でそんな風にはなかなかなれません。でも彼女はわずか半年でそれを身に付けて、復帰戦で見事な変化を見せた。あの試合を見た時、戦慄が走りましたよ。それが実って、ヘウヘス選手に勝ちましたからね。

 今回、KANA選手は新生K-1初の女子マッチに臨むわけですよね。しかも今大会で唯一の女子の試合。昔は、女子の試合っていうと、お互い精神力では負けず、ただひたすらパンチを出し合うみたいな攻防が多かった。でもKANA選手の少し前ぐらいから、距離を取って戦法を考えて戦う選手が増えてきました。KANA選手自身もそうですよね。しかもパワーも付いてきた。そこで、男子に負けない技術を見せてほしいですね。特に、あのフットワークと倒せるパンチ。それから、ハイキックも出すんですよね。温存しといて、最後の最後にスーパーヒトシ君みたいに出してくるんですよ(笑)。あのハイキックで決めてくれたら最高ですね!」

■ゲーオ・ウィラサクレックvs平本蓮

「もしかしたら今大会のキーポイントとなる一戦かもしれません。ゲーオ選手はタイトルマッチに敗れた後で、どういうモチベーションで来るのか分かりませんが、平本選手はここが大チャンスですよね。もし勝ったら大変なことになる。平本選手も相当強くなってますから、打ち合えばチャンスはあると思います。ただ、ゲーオ選手は変幻自在なうまさを持ってますからね。ウェイ・ルイ選手と並んで、憎たらしくなるぐらいのテクニシャンですよね。タイ人の選手って、得てして相手をナメて、『これぐらいで勝てるでしょ』みたいな調整をしてくる時があって、そこがつけ込めるポイントになったりするので、平本選手をナメててくれるといいなあと思いますけどね(笑)。『ヒラモトならこんなもんでしょ』と。でもビッグイベントだから、キッチリ仕上げてくるのかなあ。

 ゲーオ選手みたいに、ダース・ベイダーというか、ラスボスみたいな存在って必要なんですよ。『誰がゲーオを倒せるんだ!?』という空気って、確実にあったじゃないですか。ただ、その彼も年齢的にも下り坂に差しかかろうというところで、逆に平本選手は若くて上り調子ですから、その違いがどう出るかにも注目ですね。平本選手が勢いで飲んじゃって、時代を変えるところが見たいです」

■木村“フィリップ”ミノルvs平山迅

「新生K-1史上最大のビッグイベントだし、やっぱり木村選手がいないとね、と思うわけです。木村選手は、昔のK-1で言うところのアンディ・フグですよね。総合格闘技で言えば佐藤ルミナ。負けても価値が下がることがなくて、『また何かやってくれそうだ』と思わせてくれる存在ですよね。そういう意味では珍しいタイプだし、負けっぷりもいいけど、何より勝ちっぷりがいいじゃないですか。大会場にも映えると思うし、その存在感を改めてアピールしてほしいですね」

 

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