2017.08.12

 K-1・Krush・KHAOSで繰り広げられる激闘の数々から気になる選手をピックアップし、K-1 JAPAN GROUPサイトでしか読むことが出来ない独占インタビューを公開。今回は「Krush.78」8.6後楽園大会の「-63kgタイトルマッチ」で挑戦者・谷山俊樹に勝利し、2度目の防衛に成功した-63kg王者・佐々木大蔵が登場します!(※インタビューはニコクラ登場時のもの)

――2度目の防衛おめでとうございます!今回はほとんど相手の攻撃をもらわなかったのではないですか?

「そうですね。試合映像を見返すと意外に相手の攻撃を貰っているなと思いましたけど、殴った手がちょっと痛いぐらいでダメージはほとんどないですね。客観的に見ても冷静に戦えたと思いますし、試合後も試合中の反省点がすぐに分かって、次への課題を見つけながら試合映像を見ていました」

――まず今回はいつも以上に身体が仕上がっているように見えました。

「身体の仕上がりは良かったです。色々と気をつけた部分もあったのでコンディションも良かったですし、集中力も落とさず練習が出来ましたね」

――佐々木選手はどのくらい前からフィジカルトレーニングをやられているのですか?

「-63kgのベルトを獲得する1年前からフィジカルトレーニングを始めました。もう2年近くになりますけど、その成果が出始めているのかなと思います」

――その影響もあってか、試合をする度に力強くなっている印象がありますね。

「ありがとうございます。今回は挑戦者が谷山選手で、2月の初代K-1ライト級王座決定トーナメントで敗れたもの同士だったので、世間から厳しいことも言われていましたが、そう言われるのも当然だと思っていました。だからこそ厳しいことを言った人たちを見返してやるという想いが練習にも活きていましたね」

――ずばり周囲の評価や声はムカつきましたか?

「僕も人間なので…ムカつきましたね(苦笑)。でもムカついていてもしょうがないので、それを見返すのも自分しかいないと思って練習を続けていました」

――1Rから佐々木選手の左ジャブが目立ちましたが、これは自然と出たものだったのですか?

「自然に出たものでしたね。今回、基本的にリング中央にいたのは自分だったし、何より楽しく試合を出来ていました。自分が戦いたいように戦えて気持ち的にも余裕がありましたし、昔はリングで楽しむなんてありえなかったので、そういう部分でも変わったと思いましたね」

――自分が戦いたいように戦えていたのは調整が順調だったからですか?

「そういう部分もありましたし、あとは6月の中国遠征で勝てたことも大きいです。あの試合で色々と感じたものがありました」

――2R以降はかなりプレッシャーをかけていましたし、左ミドルキックや右ストレートもかなり入っていましたね。

「右ストレートは結構入っていたんですけど、谷山選手も顎を引いてディフェンスしていたので怯まなかったですね。だから当っているように見えても倒れなかったんだと思います。そういう部分で谷山選手も対処はしていたし、スキルが高かったと思います。左ミドルキックは…まだまだです(苦笑)」

――前日会見では「倒して勝つ」と宣言していましたが、今回倒そうという意識は強かったですか?

「そうですね。1Rからいいパンチも入っていたので常にKOは狙っていました。これならいけるとは思ってましたけど、雑にはなれないと思いながら冷静に戦っていましたね」

――今回は髪色やガウン・コスチュームを新しいものにして、変わった姿を見せたいという気持ちがあったんですか?

「そうですね。実は今回、試合前にプロレスを見に行く機会があって、それで感じるものがあったんですよ。自分もリングに上がる人間として自分を演出したいと思って、色々なことを変えてみました。中国の経験だったり、プロレスを見て影響を受けたり、家族や子供が出来たり…そういう色んなことがいい方向に向いているのだと思います」

――さて次の試合はいつ頃を考えていますか?

「年内にもう1試合は戦いたいですね。また中国でも試合をしたいですし、中国を含めて海外で試合をしてウェイ・ルイ選手に自分のことをアピールしたい部分もあります」

――なるほど。佐々木選手にはウェイ・ルイにリベンジするという目標があるのですね。

「はい。今僕の中でこの選手と戦いたいと思うのはウェイ・ルイ選手しかいません。彼がK-1のベルトを持っている・持っていないは関係なく、僕にとって特別な相手なんですよ。実際にウェイ・ルイ選手と拳を交えて、技術・体力的なことだけでなく立ち振舞いを含めて色んな強さを感じたので、いつか彼ともう一度拳を交えたいです」