2017.08.11

 K-1×Krushモバイルで毎週金曜日に更新する「関根勤の部屋」。K-1公式サポーターを務める関根勤さんがK-1・Krushの魅力をたっぷりと語り尽くすこのコーナー。今回は関根さんKrushの2017年上半期の大会をそれぞれ振り返ります。第3回は「Krush.74」3.3後楽園の総括をお届け!!

 この大会は-58kg王者の小澤海斗がユン・チーと防衛戦を戦って、ずばり周りの目は「小澤ってどうなの!?」という状況だったと思うんですよ。前年11月の初代K-1フェザー級王座決定トーナメントでは決勝で武尊に完敗していて、そこからの再起戦じゃないですか。しかも相手は神戸翔太をKOして、武尊とものすごい打ち合いを繰り広げたユン・チーで。

 正直なところ「小澤、危ないだろ」という見方も多かったと思います。でもいざ蓋を開けてみたら…小澤が強いんですよ! 小澤はしっかりブロックを固めて蹴りとカウンターを織り交ぜながらユン・チーの強打を封じこめて。改めて小澤がこの階級のトップ選手ということを証明した試合だったと思います。

 その他の試合で言えば西川康平が木村"フィリップ"ミノルをKOした試合は衝撃的でしたね。序盤は木村の動きがいいなあと思ってみていたら、ガードを下げて距離を取ろうとしたところをパンチで打ち抜かれちゃって。木村はこの試合の前から練習環境を変えてウィラサクレックジムで練習するようになって、そういった部分での調整が難しかったのかなと思います。

 あとは中島弘貴が山崎陽一を飛びヒザ蹴りでKOしたり、闘士がジャンピングハイキックでダウンを奪ったり、「おおっ!」と唸るようなダウンやKOがあった大会だったと思います。