武田VSクラウスに関して審判団が公式見解発表

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Friday, 2009.11.13

 11月13日、FEG本社において囲み会見が開かれ、K-1審判団を代表して大成敦ルールディレクターが出席。10・26MAX世界FINALで行われた武田幸三の引退試合のレフェリングに関しての公式見解を発表した。この結果、試合をレフェリングした角田信朗・競技統括プロデューサーに3カ月の業務停止処分が下された。

角田氏に3カ月の業務停止処分

 今回、議論の対象となったのは10・26MAX世界FINALで行われた武田幸三とアルバート・クラウスの一戦。結果は2R2分19秒、クラウスが武田をTKOで下している。

 問題となったのは試合をレフェリングした角田氏が判断した武田のダメージと、一般視聴者が見た武田のダメージに隔たりがあったという部分。実際、視聴者から「もっと早く止めるべきだったのではないか」「スリップと判断されたが、あれはダウンだったのではないか」といった多数の問い合わせが寄せられていた。

 当然、この問題は試合後にK-1審判団が行っているミーティングで議題となり、詳細を検討。その結果、レフェリーと一般の認識するダメージの隔たりが視聴者を混乱させたという結論に達した。10月30日に下されたこの結論に対し、角田氏自らK-1を客観的に観たいと職務停止の申し出があり、K-1審判団は11月11日付けで3カ月の業務停止処分を決定したという。

 試合後、武田は大きなダメージを負っておらず、レフェリングに関して角田氏に感謝の言葉を述べたそうだ。これはつまり、角田氏の判断と、視聴者の認識に大きな隔たりがあったことを意味している。

 しかし、今回の判断には、K-1をメジャースポーツとして発展させるという理念が含まれている。K-1では試合を一番、間近で裁くレフェリーの判断が最優先されることになっている。その原則は変わらないが、K-1がより大きく成長するためには、こうしたことも前向きに捉えなければいけない。

 K-1はこういった事例を積み重ねて、より良いメジャースポーツとして発展しようとしている途中段階。今後の発展と成長に大きく期待したい。

スパッツ着用問題は検討中

 また、大成ディレクターは昨日、発表されたばかりの魔裟斗VSアンディ・サワーの一戦に関しても言及。関心が集まっているサワーのスパッツ着用問題にも見解を示した。

 スパッツの着用はK-1ルールでは原則的に使用不可とされているが、舞台は『Dynamite!!』ということもあり、現在、検討中とのことだ。

 これまで魔裟斗はスパッツを履いたサワーに2度、敗戦している。

 大成ディレクターはスパッツが試合に影響を与える可能性はほとんどないとしながらも、慎重に検討する姿勢を示している。

 大晦日のビッグマッチに関してもK-1審判団は、慎重な議論を重ねていくことになるだろう。■