今年の開幕戦は豪華メンバーで史上最高レベル!!
アーツは開幕戦に皆勤賞!!
未知の強豪たちがWGP開幕戦への出場を目指して激戦を繰り広げた世界最終予選GPは、ルーマニアの国民的英雄、ダニエル・キダの優勝で幕を閉じた。圧倒的な強さを見せたギタは早くも優勝候補の一人に挙げられており、WGP本戦で旋風を巻き起こす可能性を秘めている。 強力な新鋭の登場で期待値が急上昇となっているWGP開幕戦だが、会見に出席した谷川貞治イベントプロデューサー(EP)の口から、出場資格を持つ選手たちの名前が発表された。 まず決定しているのが、昨年のベスト8ファイターたちだ(※数字は今年を含めてのWGPトーナメント出場回数)。
レミー・ボンヤスキー(7)
バダ・ハリ(4)
エロール・ジマーマン(2)
グーカン・サキ(2)
エヴェルトン・テイシェイラ(2)
ルスラン・カラエフ(4)
ジェロム・レ・バンナ(11)
ピーター・アーツ(17)
アアーツはK-1がスタートした93年以来、なんと17年連続でWGPトーナメントに出場している。しかも全大会でベスト8に進出しており、まさに生きる伝説のような存在だ。前日の試合でも西島洋介を相手に激闘を展開したアーツ。 「WGP開幕戦では新しい選手といい試合がしたいね。相手は誰でもいいぜ、ガッハッハ」と豪快に笑い飛ばす大ベテランは、今年の優勝候補最右翼の呼び声も高い。アーツは今年も新世代ファイターたちにとって、大きな壁になることは間違いないだろう。
京太郎はベスト8進出を目指す
昨年のベスト8に続くのがK-1のタイトルホルダーと、各GPの優勝者だ。
セーム・シュルト(6)
京太郎(初)
ザビット・サメドフ(初)
シング“心”ジャディブ(初)
ダニエル・ギタ(初)
WGPで3度の優勝を誇るK-1スーパーヘビー級のシュルト、前日にヤン・ソウクップをKOで下したヘビー級王者の京太郎も初出場が決定した。
「日本人が立ち止まっているベスト8の壁を、格闘技界を盛り上げるためにも超えたいと思います。ベスト8に残ってからが勝負です」と意気込みを打ち明けている京太郎。ソウクップ戦で相手の実力を「試合中にスカウターで、相手の能力を測定していた」という京太郎は、今後も猛威を振るいそうだ。だが、一方で「韓国は熱いファンが多いから好きですけど、辛いものが食べられないから…」とちょっと弱気な発言も。
しかし、日本の新しいエースとして注目される京太郎には、谷川EPも「バダ・ハリ選手などにも勝つ可能性があります」と期待を寄せている。
今年のWGPでは、京太郎がビッグサプライズを起こす可能性も高い。
超A級のギタは優勝候補!?
さらにEUROPE GPを制したサメドフ、ASIA GPで優勝したジャディブに加え、世界最終予選GPで頂点に輝いたギタと、初出場のファイターは、実力のある選手たちが顔を揃えている。
ギタは「9月に向けて一生懸命、練習するよ。決勝戦に向けての第一歩になるから、絶対に勝ちたいね」と早くもヤル気満々。初来日で絶大なインパクトを残した強豪は、WGP開幕戦でも眩い輝きを放ちそうだ。谷川EPも「侍のような雰囲気を持っています。超A級の実力者ですよ」とポテンシャルに太鼓判を押している。
これでWGP開幕戦への出場が決定したのは13名。なんと初出場が4名、2回目が3名と新世代が著しい台頭を見せている。これは、世代交代が確実に起こっていることを証明する結果といえよう。
「新しい選手が出てきて、世代交代が進んでいます。時代は動いています」と谷川EPも感慨深そうに話していた。
そしてWGP開幕戦に駒を進める残り3名は、ファン投票と主催者推薦によって決定する予定だ。候補者の名前は以下の通り。
グラウベ・フェイトーザ、レイ・セフォー、チェ・ホンマン、ポール・スロウィンスキー、マイティ・モー、ステファン“ブリッツ”レコ、タイロン・スポーン、セルゲイ・ラシェンコ、金泰泳、メルヴィン・マヌーフ、武蔵、澤屋敷純一、アリスター・オーフレイム、セルゲイ・ハリトーノフ…と超豪華なメンバーの名前が候補に挙がっている。この中から選ばれるのはわずか3人。近日中にも行われるファン投票で、誰が選ばれるのか気になるところだ。
ついに最終局面に向けて動き出したWGP。谷川EPも「ひたむきなK-1甲子園、スピードのMAXもありますが、K-1の本流はヘビー級です」と全力で取り組むことを宣言。9・26WGP開幕戦は、さらなる興奮をファンに提供してくれそうだ。■


















