豪華すぎる対決実現!! 世界FINAL8が伝説になる

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Wednesday, 2009.04.22

 山本優弥が佐藤嘉洋の仇討ちを宣言した!! 激闘が繰り広げられたMAX世界FINAL16の翌日、勝ち残った8選手が出席して組み合わせ抽選会が開催された。ハイレベルな激戦が予想される『FieLDS K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament -FINAL8-』(7月13日、日本武道館)では期待通りの好カードが続々と決定。注目の抽選会、その一部始終をお届けする!!

運命の抽選会がスタート!!

 前日のMAX世界FINAL16ではメインイベントで佐藤嘉洋が敗れる波乱があり、山本優弥の逆転勝利、ジョルジオ・ペトロシアンの台頭、アルトゥール・キシェンコの圧勝劇とハイレベルな攻防が展開され、多くのファンが激闘に酔いしれたばかり。その前日の死闘を勝ち抜き、7月13日に開催されるMAX世界FINALに進出した8人が前日の興奮も冷めやらぬ中、準々決勝の組み合わせ抽選会に臨んだ。

 この抽選会は、昨年と同じシステムを採用。前日の試合で早くKOした選手から、数字が書かれたナンバーボールを引き(判定の場合は早い試合順から)、番号の若い順にトーナメント表の枠を選択して、対戦カードが決定していくというシステムになっている。

 そして、いよいよ運命の抽選会がスタート。まずは長島☆自演乙☆雄一郎を1R1分7秒でKOしたアルバート・クラウスからボールを引いていく。そして最後は延長判定で佐藤を下したドラゴ。全選手がボールを手にして後方の座席に移動、ついにスタンバイが整った。

山本が日本人の意地を見せる

 注目の1番のボールを引いたのはドラゴだ。佐藤を下して勢いに乗るドラゴは、ここでも強力な運を発揮。ドラゴはそのまま第1試合の赤コーナーとなるA枠に入る。続いて2番を引いたキシェンコが壇上に歩み寄る。すると、第3試合となるE枠を選択。3番を引いた注目のペトロシアンもC枠を選択し、この時点では一つも対戦カードが決まっていない状態となった。

 そして4番のボールを引いたのは、MAX世界FINAL8に唯一、残った日本人選手として期待がかかる山本だ。この時点で3選手の隣が空いており、山本にとっては豊富な選択肢が用意されていた。そして、山本はトーナメント表をグルッと見渡すと、そのままドラゴの隣のB枠を選択。こうしてMAX世界FINAL8でドラゴと山本の対戦が決定した。

 山本は抽選会後、「本当に運がある。ドラゴ選手は昨日の佐藤選手だけじゃなく、山内祐太郎選手も破っています。日本人がナメられるのは嫌なので、ここで僕が止めます」と力強く宣言。昨年はFINAL8に魔裟斗、佐藤、城戸康裕と3人の日本人選手が残っていたが、今年は山本のみ。かかる期待もプレッシャーも大きいが、山本は「日本人として日本とK-1の魂を持って、しっかりと闘いたいです」と胸中を明かしている。ラストサムライとなった山本は、ドラゴを、世界を相手にどんな試合を見せてくれるのだろうか。

キシェンコは事実上の決勝戦!?

 続いて5番のボールを引いたのは二キー“ザ・ナチュラル”ホルツケンだ。ホルツケンは第4試合のG枠を選択し、この時点で後方の席に残っているのは、アンディ・サワー、クラウス、ブアカーオ・ポー.プラムックの歴代世界王者たち。台頭著しい若手選手が、歴代王者を待ち受けるという構図になった。

 ここであっと驚く事態が起こる。6番を引いたクラウスが、迷うことなくペトロシアンの隣を選択したのだ。

 こうして第2試合でペトロシアンとクラウスの対戦が決定。ペトロシアンは前日、ジャバル“チンギスハン”アスケロフをまったく寄せ付けずに撃破しており、関係者を騒然とさせたばかり。その実力はヨーロッパ屈指で、MAXの優勝候補とさえ言われている。

「昨日、魔裟斗選手と話したのですが、ペトロシアン選手とキシェンコ選手がポイントになると言っていました」と谷川貞治イベントプロデューサーの口から魔裟斗もペトロシアンとキシェンコに一目置いていることが明かされている。衝撃のデビューを飾ったペトロシアンを相手に、MAX初代王者は意地を見せられるのか。

 続いて7番を引いたブアカーオはホルツケンの隣を選択し、07年に対戦した両者(その際はブアカーオが判定勝利)が再び火花を散らすこととなった。ホルツケンはリベンジに燃えており、ブアカーオにとっては決して簡単な相手ではない。

 最後まで残されたサワーに選択権は残っておらず、F枠を選択してキシェンコとのリベンジマッチに挑むことに。

 この二人は昨年のMAX世界FINALの準決勝で対戦しており、キシェンコがサワーを破っている。事実上の決勝戦と言っても過言ではない豪華な対戦カードに、谷川貞治イベントプロデューサーも「この試合の勝者が大晦日、魔裟斗選手の相手になるような気がします」と期待を寄せている。とくにキシェンコは前日、強豪のアルビアール・リマを圧倒しており、今年の優勝候補筆頭と目されている存在。さらに魔裟斗が注目していることからも、その動向からは目が離せない。この対戦が、MAX優勝戦線を占う上で最も重要な試合になるはずだ。

 この抽選会の結果によって、MAX世界FINAL8の第1試合でドラゴVS山本、第2試合でペトロシアンVSクラウス、第3試合でキシェンコVSサワー、第4試合でホルツケンVSブアカーオという組み合わせが決定した。世界最激戦区と称されるミドル級の中でも選りすぐられた8人は、一体、どんなドラマを展開するのだろうか。

 MAX世界FINAL8のチケットは、すでに先行発売が昨日からスタート。全国一斉発売は5月23日(土)、10時からとなっている。豪華な対戦カード、そして魔裟斗の相手は…話題沸騰のMAX世界FINAL8への闘いは、すでに始まっている。その衝撃の結末を見逃すな!!■

ジョルジオ・ペトロシアン

「ここに残ったのはすべてが強いファイターだ。試合に向けて練習して勝利を勝ち取りたいね」

アルバート・クラウス

「こうして相手を選ぶのは難しいね。しっかりと頑張るよ。」


アルトゥール・キシェンコ

「2度目の対戦になるし、トレーニングを頑張るとしか言えないね。」

アンディ・サワー

「いい試合になるだろうね。リベンジしたいと思っている。ボクはまだまだ強いと思っているから、頑張るよ」


二キー“ザ・ナチュラル”ホルツケン

「ブアカーオがオレを選んでくれて嬉しいよ。前回の試合は65%から70%程度の試合だった。今度は100%を見せるよ」

ブアカーオ・ポー.プラムック

「ホルツケンは友人なので、やっつけたいと思います」


ドラゴ

「FINAL8に向けての練習を頑張るよ。彼はオレにリベンジしたいだろうけど、それはムリだろうね」

山本優弥

「佐藤選手や山内裕太郎選手がドラゴ選手に負けています。ここで僕が止めます。K-1は日本で生まれたスポーツです。その魂と日本人の強い心で挑みたいと思います」


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