魔裟斗が引退宣言…4・21MAXでHIROYAと対決!

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Wednesday, 2009.04.01

 ついに魔裟斗が引退を発表した。この日は、東京・帝国ホテルで緊急記者会見を行い、たくさんの報道陣が詰め掛けるなか、魔裟斗と谷川貞治イベントプロデューサー(EP)が出席。魔裟斗が引退の経緯と、これからの展望についてコメントした。

最後の試合は、12月31日!!

 スーツ姿の魔裟斗が会見場に現れると、フラッシュの嵐が降り注いだ。凛とした姿勢でマイクを握ると、「今年の7月、12月をもって引退することに決めました。引退には3種類くらいあって、一つは早くに負けて足を洗うこと。二つ目は、好きで続けること。三つ目は、一番、強いときにもっと見たいと思われるときに辞めること。俺は、最後の三つ目を選択しました」と宣言した。

 谷川EPの説明では、魔裟斗が引退を決意したのは、1週間ほど前のことで、3・22東京マラソンが終わってから話し合ったという。「大晦日の『Dynamite!!』が最後になります。あとは、7月13日に魔裟斗選手が優勝した日本武道館で行われるMAXの大会で1試合組みたいと考えています」と谷川プロデューサーが補足する。

 そして魔裟斗は、「7月の試合はファンが一番、観たいと思う相手と闘います。最後は、俺が一番、やりたいと思う試合。今年のMAX世界王者、最強の相手と闘いたい。できれば3分3Rじゃなくて、3分5R、なんだったら7Rくらいあってもいい。緩い試合をするつもりはないし、そのくらいあればKOする確率は高くなるでしょう」と、引退までの過酷なプランを打ち明けた。

川尻達也に敵意むき出し

 MAX世界王者はともかく、7月の相手は誰になるのだろうか…。記者から「川尻達也選手が対戦要求していますが…」と質問が飛ぶと、「それは僕も雑誌を見て知っています。それがみなさんの観たいカードなら、俺は喜んでやります。立ち技ナメんなよっていうのを、教えてやろうと思っています」とらしい発言。魔裟斗が少しも燃え尽きていないことが、このコメントからも分かってもらえるだろう。

 記者から“やり切った?”“今年の世界大会出場は考えなかった?”という質問に関して魔裟斗は、「一つの目標を達成できたという思いはある。僕のなかでは、世界大会というのはなくて、ダメージのない状態で、最後はチャンピオンとやりたいという思いが強かった」と説明した。

 今後のことについては、「K-1のこともMAXもそうだけど、来年の僕の人生のことも考えてないですよ。あと2試合、最高の試合をすることしか考えていない」と魔裟斗。谷川EPも「引退してタレントとか、今は何も考えていないと思います。ただMAXのためにやってくれると思うし、僕が(MAXプロデューサーを)引退してもいいですよ」と期待をかけた。また、「佐藤嘉洋選手でも、小比類巻選手でもいい。世界チャンピオンになって、魔裟斗選手を倒して引退させるくらいのことをしてほしい」と谷川EPが力説した。

HIROYAと魂の3分間マッチ

 魔裟斗が試合をするのは、7月と12月だが、会見では『FieLDS K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament -FINAL16-』(4月21日、マリンメッセ福岡)でHIROYAと闘うというビッグサプライズも用意されていた。これは3分1ラウンドのエキシビションマッチということだが、「HIROYAは僕がいなくなったあとのMAXを背負う可能性がある選手。話すよりも、リングの上で伝えられるものがあると思う。積んできた経験を実戦で教えてあげたい」と魔裟斗。谷川EPは、「安全面を考慮して防具はつけますが、HIROYA選手には倒すつもりで闘ってほしいです」とコメント。魔裟斗とHIROYAの試合は、これが最初で最後。二人だけではなく、MAXにとっても意義のある闘いになりそうだ。

 魔裟斗が引退してしまうのは残念だが、福岡のファンには、彼の勇姿が観られる貴重なチャンス。ラスト3となった魔裟斗の引退ロードを見逃すな!!

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