上松大輔が過激に断言!!「ボクサーと殴り合う」
魅せる試合に拘りたい
――2009年の第一戦が決定しました。
上松 今年は地盤を作る年だと思っています。勝負の年ですね。K-1の60kg級は、上松大輔が出なきゃダメだろうってくらいの基盤を作りたいと思っています。
――昨年を振り返って、どんな一年でしたか?
上松 K-1に上がらせてもらって、結果的にスタートは切れたかなと。
――戦績も2戦2勝、ISKA世界ライト級王者のタイトルも獲得し、素晴らしい一年だったと思います。
上松 結果はいいと思いますけど、内容や反響という意味ではまだまだです。今年が勝負ですよ。
――納得のいかない部分があると。
上松 やっぱり大切なのは、試合内容ですね。もっとお客さんが盛り上がる試合をしないといけません。70kg級に勝てなかった部分もあるので、今年は克服したい。
――魅せることも考えながら試合をするわけですか?
上松 勝つことを最低条件にして、勝ち方にも拘りたいです。
――60kg級をもっと盛り上げたいと。
上松 僕は強い奴に勝たないといけない立場ですから。60kg級ができて、K-1に参戦したいっていう選手も多いじゃないですか。そこは上がってきてもらって、一緒に盛り上げて、そして勝って僕の価値を高めたいです。
――今年はさらに進化した上松選手が見れそうですね。
上松 お客さんに、本当に強いんだってことを分かってほしいです。この前の大宮司戦も1Rで終わってしまって、どっちが強いのか分かりづらかったと思います。僕はフルラウンド闘って、差を見せるような試合がしたいと思っています。
ローじゃなくてパンチで倒す!!
――対戦相手は渡辺一久選手に決定しました。どんな選手かご存知ですか?
上松 ボクシングは詳しくないんで、名前も知らなかったくらいです。でも、同門でボクシング出身の梶原龍児は「強い」って言ってました。
――“反則王子”という異名もあり、かなりの危険人物です。
上松 正面からぶつかりたいです。相手がボクサーなので、どうせ蹴りで倒すんだろうって思われるじゃないですか。だからローキックでは倒したくないですね。
――不敵ですね。ボクサー相手に打ち合うのですか!?
上松 状況に応じてですけど、パンチで倒したいです。もし3Rまでいったら、蹴りは使いません。足を止めて殴り合おうかなって思ってます。
――ボクサーと打ち合って、自分のパンチ技術を試したい、と?
上松 べつに…そういうのはないですけど。
――違うんですか!?
上松 パンチだけの競技でトップを極めている人なんでね。僕も殴られるのは好きじゃないんで、そこは控えめに(笑)。でも、パンチで倒すのが理想です。
――打撃だけではなく、総合の練習もしている選手です。
上松 それは聞いていました。気をつける部分はたくさんあるでしょう。パンチにしろ、総合なら間合いも違うし。
――対策は考えていますか?
上松 パンチでも蹴りでも、フルに使って攻撃したいって思ってます。僕も技はたくさんありますから、オールラウンドな攻め方をしますよ。
――ボクサーはK-1ルールで、なかなか結果を出していませんが。
上松 たしかにボクシングからK-1に出て、成績を残せていない選手は多いです。でも、前田宏行選手やうちの梶原さんみたいに対応している人もいます。トップを極めた人という認識で臨みたいです。
僕は他流試合に負けません!!
――昨年末の『Dynamite!!』では、K-1ファイターが総合出身の選手に惨敗しました。今度の相手もボクシング出身で、K-1とすれば“外敵”と言えるかもしれません。
上松 他流試合という意識はあります。年末にK-1ファイターが他ジャンルの選手に負けているから、気をつけたいですね。僕のホームリングで負けは許されないと思います。
――やはり年末のイメージを払拭したいという気持ちは強いですか。
上松 でも、あくまで一部の選手の試合ですからね。勝つこともあれば負けることもあるだろうし…。ただ、ゴングが鳴って固まってしまったように見えました。相手の攻撃に反応できてなかった。総合の選手は瞬発力、爆発力があるんですけど、心のどこかに油断があったんだと思います。
――現在、世間ではK-1よりも総合ファイターの方が強いんじゃないか、という風潮があります。
上松 K-1と総合、どっちが強いって話にあまり興味はないですね。個人の勝負ですから。もう一回、闘っても総合が勝つとは限りません。少なくとも、僕は負けませんよ。
――頼もしいですね。では、試合への意気込みをお願いします。
上松 60kg級が独立して、僕がいてこそのライト級と言われるようにしたいと思っています。そのためには勝っても負けても、お客さんを惹きつけるものがないといけません。今はとにかく勝って、最終的には勝っても負けてもお客さんに支持される選手を目指します。渡辺戦はその第一歩です!!■


























