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第11試合
DREAM×SRC対抗戦 Round.6/ライト級/対抗戦ルール/5分3R

川尻達也
○川尻達也
日本/T-BLOOD
VS
横田一則×
日本/GRABAKA

3R判定3-0
横田一則
試合レポート
 12月22日に行われた記者会見では、挑発を繰り返す横田に対し、静かに怒りを溜めた川尻。「レフェリー、殴り過ぎちゃうかもしれないから、しっかり止めに入ってください」。怒りに燃えた川尻の拳は、SRC代表・横田をとらえるか!? それとも……??

 1R、右ローから抱きつきにきた横田を、川尻は体を入れ替えテイクダウンに成功。上の体勢をキープしながら横田の顔面にパウンドを落としていくが、横田は体を反転させながら脱出することに成功しスタンドへ。しかし、川尻は素早い両足タックルでふたたびテイクダウンを成功させると、マウントポジションを奪取。ガッチリ固めながら、パウンドを入れていく。そして体勢を反転させた横田に川尻はバックチョークを狙うが、ここで1R終了のゴング。

 2R、ジャブを散らす横田に川尻はまたしても両足タックルでテイクダウンに成功する。コーナー際に押し込まれた横田だったが、ここでも体を入れ替え脱出することに成功しスタンドへ。だが、川尻はすかさず4度目の両足タックルを成功させ、あっさりとグラウンドへ。強烈なパウンドを横田の顔面に入れていく。そして肩固めへと移行するも、これは極まらず。なおもマウントをキープする川尻はパウンドを入れていく。横田は懸命にディフェンスし、2Rが終了。

 3R、スタンドで勝負したい横田だが、これといった決め手はなし。ここで川尻は横田をコーナーに追いつめると、またしてもタックルからのテイクダウン、マウント奪取に成功する。そして顔面、アゴにパウンドを落としていく。ブリッジからうつ伏せになった横田に、バックチョーク、肩固めを極めにいく川尻。これをディフェンスし、上体を起こしてきた横田に今度は腕十字を極めにいくが、ここで試合終了のゴングが鳴る。判定は3-0で川尻勝利。
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選手のコメント
川尻達也のコメント
――完勝だったと思うんですが、試合についての感想をお願いします。
川尻 本当はKOか一本で勝ちたかったんですけど、最後は取れなかったし、マウントポジションでいた時間が長かったので、残念というか……。正直、自分でもあそこまで横田選手を抑えられると思ってなかったんで。倒してスタンドに戻してっていう、スタンドの展開が長くなるのかなと思って、そういうイメージトレーニングをしながらやってきたんですけど、思ったよりも抑え込めたんで、抑え込みの長い、ちょっとつまんない試合になりました。
――横田選手の打撃で、脅威に感じた場面はなかったんじゃないですか?
川尻 そうですね。試合前は「スピードがすごい」って聞いてたんで厄介だなと思ってたんですけど、そんなに感じなかったんで、今年、魔裟斗選手とK-1ルールでやったこととかが自分の中で活きていたのかなと。打撃が見えないとか、そういうのはなかったです。
――最後は、「残り1分」と聞こえたところで関節技を取りにいったように見えましたし、凄く余裕があるように感じたんですけど、そういうところはなかったですか?
川尻 マウントパンチで相手の目が死んでなくて、相手が背中を向けてずらしてきたところに合わせたら、そういうポジションになったので、「これは腕を狙うしかないな」って。ラストチャンスだと思ってやったんですけど、決まったと思ったんですけど、横田選手もトップファイターの一人だから、「意地でもタップしねえぞ」っていうのがあったんでしょうね。試合前にお互いがいろいろ言ったり、俺も無視したりしましたけど、横田選手は間違いなく強いし、日本にいてライト級で横田選手というのは見えてなかったわけではないので、俺も相当警戒してやった。ファンにはつまらない試合になったかもしれないけど、チャンスがあったらお互いが勝ち進んで、もうひとつ上のポジションで闘えたらなと思いますね。
――青木選手との試合を期待してしまうんですけど、青木戦というのは考えていないのでしょうか?
川尻 今回でいけると自分の中でも思ってたんで、俺もそれなりの覚悟で大晦日のためにやってきたんで、それをひるがえすっていうのは……。横田戦を受けて、自分の中では一回割り切ったとも思ってるんで、まだ考えられないですね。ちょっとケガもあるんで、少し様子を見ながら、自分の気持ちと向かい合って先に進めたらなと思ってます。
――ケガというのは?
川尻 ヒザの靭帯を11月の頭くらいに、歩けないくらいにやっちゃたんです。今回の試合では痛みとかまったく感じなかったんですけど、練習中に踏ん張れなかったり痛めたりを繰り返してたんで、選手生命にも関わる場所だと思うので、まだMRIとかも撮ってないのでしっかり撮って確認したいですね、今は。
――どちらのヒザですか?
川尻 左のヒザですね。
――試合後、横田選手とどういった会話を?
川尻 「ありがとう」っていう感謝の気持ちを。向かい合って強さを感じたのでその素直な気持ちと、あとは、同い年だし俺たちで格闘技を盛り上げていこうっていう話をしましたね。

 
横田一則のコメント
――実際に試合をしてみて、イメージしていた川尻選手と比べてどうでしたか?
横田 イメージした感じでしたね。寝技にいくと思っていたので。3R目は勝ったなと思ったんですけど、思うようにできなかったですね。
――思うようにできなかった敗因は?
横田 あんまり言いたくないんですけどね。一つ言うなら、寝技の練習を試合前に一回もできなかったことですね。でも、川尻選手は強かったですよ。パワーは。スタンドならいけると思ったんですけど、そこが悔しかったですね。
――試合前に「俺のほうが魔裟斗選手といい試合ができる」とおっしゃっていましたよね。
横田 打撃なら俺のほうがいい。打撃なら勝っていたと思います。打撃を嫌がってタックルにいっていたんでね。でも、そのタックルは強かったです。やっぱり練習しないと思うようにできなかったですね。スタミナも切れました。
――練習できなかった理由は?
横田 腰を痛めていたんですよ。スパーリング一回もなしで試合っていう感じだったんで。戦極見ている人ならわかってくれると思うんですけど、寝技を逃げるのは得意なんですよ。そこを出せなかったのできつかったですね。