| R |
ホルツケン |
シャヒッド |
| 1R |
10 |
10 |
| 10 |
10 |
| 10 |
10 |
| 2R |
10 |
9 |
| 10 |
9 |
| 10 |
10 |
| 3R |
10 |
10 |
| 10 |
10 |
| 10 |
10 |
| 合計 |
30 |
29 |
| 30 |
29 |
| 30 |
30 |
ヨーロッパ屈指の新鋭対決が実現。ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケンは、07年のMAX世界開幕戦で初来日をはたし、ブアカーオ・ポー.プラムックと対戦。前年度の世界王者を相手に判定までもつれ込むポテンシャルを見せている。さらにユーリ・メス、ヴァージル・カラコダといった強豪を下しているだけに、その実力は世界有数と判断して間違いない。対するシャヒッドはMAX出場経験のあるウォーレン・スティーブルマンズと引き分け、ドラゴ、ディレッキーを撃破している若き実力者。完成されたテクニックと高いKO率を誇るホルツケンと、強靭なフィジカルを活かしたプレッシャーと重い打撃を売りとするシャヒッド。両者の対決は火の出るような打撃戦となることだろう。お互いに若く伸び白が十分なだけに、今後のMAX戦線を占う大事な一戦になるはずだ。
1R、シャヒッドは左ローキック。ホルツケンは左ストレート、左ハイキックを蹴っていく。シャヒッドは右ローキックを返す。ホルツケンは、右ローキックから左フックへ。シャヒッドは、左右のパンチからローキックのコンビネーションを見せる。ホルツケンは、ガードを固めて右ストレートを返す。バックキックで攻撃するホルツケン。シャヒッドは、またしてもパンチの連打からローキック。ホルツケンはしっかりとガードした。
2R、ホルツケンは左ストレート。シャヒッドは、右フックを飛ばしていく。パンチからローキックを蹴るシャヒッド。いいコンビネーションだが、単調なのかガードされてしまう。ホルツケンは、右フック、左ボディとコツコツと攻撃を当てる。シャヒッドが右フックを繰り出すと、ホルツケンはバックブローでKOを狙った。お互いに決定的な攻撃はないが、ややホルツケンが優勢に見える。
3R、ポイントで負けているシャヒッドは、ワンツーからのローキックを連発する。しかし、すでにホルツケンは見切っているのか、ガードをして蹴り返すことを忘れない。ホルツケンは、右ストレート、左ハイキック、ボディ、ローキックと攻撃を散らす。シャヒッドは決して悪い選手ではないが、攻撃が単調すぎるのかもしれない。ホルツケンは完全にシャヒッドを崩してはいないが、多彩な面が好印象だ。判定勝負となったこの試合は、ホルツケンが勝利。下馬評通りの結果となった。■
――試合の感想をお願いします。
ホルツケン 実は今回、つま先をケガしていて、その中での試合だった。それを考えると、オレは良く頑張ったと思うよ。シャヒッドは素晴らしい選手だったけど、オレの方がすべてで上回っていた。ただ、KOできなくて残念だ。
――ケガの詳しい状況をお願いします。
ホルツケン ケガは3週間前のスパーリング中、相手のヒジを蹴って中指を折ってしまった。それで今回、KOできなかったんだと思う。次回はしっかり準備してKOを見せたいね。
――今日の試合は本来の何%の状態だったのですか?
ホルツケン 体力はあったけど、80〜85%だね。
――試合の感想をお願いします。
シャヒッド 試合内容に関しては悪くなかったけど、結果には納得がいっていない。延長まで行けば、違う結果になっていたはずだ。
――判定に納得していないということですか。
シャヒッド とくに抗議は考えていないけど、とても僅差の試合だった。ジャッジもフェアに考えれば、もう1ラウンドさせても良かったんじゃないかな。ただ、万全の体調じゃなかったのも事実だ。もう一回チャンスをもらえれば、より良い試合を見せるつもりだよ。