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ペトロシアン |
ジャバル |
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9 |
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ついにヨーロッパ最強の男が日本上陸をはたす!! 過去にブアカーオと引き分け、ウォーレン・スティーブルマンズ、アンディ・サワーを下したジョルジオ・ペトロシアンは、ヨーロッパでミドル級最強と称される天才キックボクサーだ。MAX初参戦となるペトロシアンだが、いきなり優勝候補の一角に数えられるなど評価は高い。その相手に抜擢されたのはU.A.E.(アラブ首長国連邦)から初のK-1ファイターとなるジャバル“チンギスハン”アスケロフだ。アスケロフはジョーダン・タイ、マルコ・ピケといったヨーロッパのトップファイターを下している未知の強豪。フィジカルを活かしたアグレッシブなファイトが魅力で、テクニックを売りとするペトロシアンにとって、決して侮れない相手となる。ヨーロッパ屈指のテクニシャンが鮮烈なデビューを飾るのか、それともパワーで有利なアスケロフが旋風を巻き起こすのか。この試合が、今年のMAX戦線の鍵を握るかもしれない。
1R、ジャブを何度も放ち、距離を確認するペトロシアン。アスケロフは右ローキックを放つが、ペトロシアンは構わずジャブを飛ばす。アスケロフは、左フック、豪快な右フックでKOを狙うが、なんとペトロシアンは涼しい顔でガードする。得意の左フックをヒットさせるペトロシアン。あまりにも的確すぎる。アスケロフは、左フックで飛び込むが、ペトロシアンは軽くスウェイでかわす。ペトロシアンは左ローキック。さらにワンツーから左ローキック。このコンビネーションに加え、左のヒザ蹴りがボディへ突き刺さる。これに手応えを持ったのか、ペトロシアンは右のパンチでボディを狙い、ヒザ蹴りでボディをえぐっていく。アスケロフは、とてもハードなパンチを持っていそうだが、この男には扇風機になってしまうのか。
2R、アスケロフは左フックから右ローキックを繰り出すが、ローブローに。痛そうな顔を見えたペトロシアンだが、激しい攻撃が始まる。右フックでボディを攻撃。左ストレートで顔面を狙い、ローキックで足を殺しにかかる。攻撃を散らし、急所を的確に打つところは、まさにリングの“ザ・ドクター”。アスケロフの動きは止まっていき、ペトロシアンの動きは勢いを増していく。とくにペトロシアンのヒザ蹴りの破壊力は凄そうだ。
3R、アスケロフは前へ出てくるが、ペトロシアンは冷静に左ストレートで動きを止める。フックを振り回すアスケロフ。これに合わせて左ローキックのカウンターをヒットさせるペトロシアン。アスケロフが左フックを放とうとした瞬間、ペトロシアンが左ヒザ蹴りがドンピシャで直撃。もんどり打って倒れるアスケロフ。ペトロシアンのあまりの強さに、会場が静まり返るくらいの強さをみせた。この男は、やはり優勝候補筆頭か。■
――試合の感想をお願いします。
ペトロシアン ひじょうに良い試合だったね。相手が強くて、1ラウンド目は難しい展開だった。でも、段々とヒザ蹴りが入るようになったから良かったよ。今回、日本に来たいという希望が叶った。闘うこともできたし、勝つことができて嬉しかった。日本の観客がみんな、声をかけてくれたんだ。最高の気分だよ。
――アスケロフ選手の印象は?
ペトロシアン インターネット上で彼の試合を観たけど、そのときはすごく攻撃的だった。でも、実際はそれほどでもなかったね。
――それはペトロシアン選手が強すぎたからでは?
ペトロシアン 今回、私のすべてを見せ切れていない。自分の実力をすべて見せたいと思っているよ。
――ヒザ蹴りは元々、得意な攻撃なのですか?
ペトロシアン みんなはヒザ蹴りが強いと思ったかもしれないけど、もっとすごい攻撃がある。それは将来的に披露させてもらうよ。
――FINAL8に進出しましたが、闘ってみたい相手はいますか?
ペトロシアン 対戦相手は誰でもいいよ。このレベルになるとみんな強いからね。まあ、誰でも同じだね。
――今日の試合は実力の何%程度でしょうか。
ペトロシアン 相手を倒せるくらいの実力でやったんだ。ハッキリ言って、このなかで最強の選手は自分だと思っているよ。
――ダメージは大丈夫ですか?
ジャバル 腫れているけど、この程度のケガはいつものことさ。ダメージはないよ。
――ペトロシアン選手の印象は?
ジャバル 彼はサウスポーで、それに対してオレは不慣れだった。対策はしたけど、展開が思っていたような感じじゃなかったんだ。でも、決して相手が強すぎたわけではないよ。
――U.A.E.出身としては初のK-1参戦でしたが、地元のファンにはどのように報告しますか?
ジャバル 負けてはしまったけど、こういう結果があることをファンに分かってほしい。次のチャンスがあれば、自分の実力をすべて披露したいね。