佐藤嘉洋のコメント
――勝因はなんでしょうか?
佐藤 作戦通りです。それにツイてましたね。今回はとにかく、運がよかったです。
――どんな作戦を考えていたのですか?
佐藤 1Rに様子見て、3Rに勝負する。前回も同じ作戦だったんですけど、3Rに勝負をかけられなくて…。そのための練習を積んできました
――効いた感触があった攻撃は?
佐藤 パンチもローキックも、全部ですね。最近、ずっと練習してきて、拳と脛が硬くなったんです。それに右ヒザもうまく入って、ブアカーオの動きが止まりました。僕も、ようやくK-1ルールに慣れてきたと思います。
――ツイている、との発言がとても印象的ですね。
佐藤 言葉に出して言うと、本当にツイてくるんですよ。それが積み重なると、奇跡になるんです。それが最近、もらったCDの歌詞に入っていました。それに、本当に奇跡は起きましたしね。ブアカーオは僕のスタイルの中で、一番の強豪だったんで。
――倒した瞬間は、どのような感覚でしたか?
佐藤 あっ倒れた、みたいな(笑)。タイ人は顔に出さないんですからね。でも、僕はブアカーオに負け越していて、1勝2敗ですからね。だから、さっきブアカーオに五分に戻すから、と声をかけました。
――ウェイトトレーニングの成果はありましたか。
佐藤 効果ありましたね。生まれて初めてやったんですけど、打撃の感触が違いますね。技の圧力が変わってきています。僕はまだまだ強くなりますよ。魔裟斗戦も真っ向勝負で行きます。10月は盛り上げますよ。
――家族は会場に来ていたのですか?
佐藤 母親と嫁と伯母さんが来ていました。父は喫茶店で見ているでしょうね。
――ファイトマネーの使い道は?
佐藤 家族になにか買ってあげたいです。今回のファイトマネーとは違いますけど、優勝賞金で実家の喫茶店を改装したいですね。でも、今年は優勝するんで、もう改装に向けて動き出そうかな(笑)。
――魔裟斗選手の試合を見ての感想をお願いします。
佐藤 バランスがいいですよね。まさにK-1をやるために生まれてきたような選手です。でも、僕は魔裟斗選手じゃないんで。
――“3度目の正直”の原動力はなんでしょうか?
佐藤 自分の先生を信じて、いい練習ができたことですね。
――さらにレベルアップを考えている部分はどこですか。
佐藤 一発を重くして、手数を多くすることです。それに、減量もそこまできつくないんで、まだまだ筋肉量は増やせますね。僕は家族を幸せにしたいし、会長に恩返ししたいんです。会長は金で動かない人なんで、世界一のトレーナーにしてあげたいんですよ。■
ブアカーオ・ポー.プラムックのコメント
――この結果をどのように受け止めていますか?
ブアカーオ 私のムエタイ人生で、初のKO負けでした。それを踏まえて、今後は悪い部分を修正したいです。
――敗因はどういった部分でしょうか。
ブアカーオ 原因というのは闘い方全体にあると思います。最後は真っ暗で、なにも見えていない状態でした。覚えていないですね。
――佐藤選手の攻撃でなにが一番、効きましたか?
ブアカーオ 分かりません。ずっと打ち合い、蹴り合いが続いて、最後は私の力が足りなかったということです。
――魔裟斗VS佐藤の予想は?
ブアカーオ いい練習の成果を出せた選手が勝てると思います。■
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