第7試合/K-1ルール/3分3R延長1R/60キロ契約
大月晴明
(日本/AJKF)
vs デビッド・ドゥージャ ×
(フランス/ファウコンジム)
3R2分59秒、KO 
※パンチ連打、3ノックダウン。ドゥージャは1Rに右ボディ、3Rに右フック、パンチ連打でそれぞれダウン
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 K-1ライト級の最後に登場するのは、“爆腕”大月晴明。大月は、全日本キックボクシング連盟のライト級のエースで、デビュー以来、連続KO記録を作ったほどの豪腕を持っている。大槻ケンヂの『ボヨヨンロック』で入場し、そのインパクトは絶大。変則で闘いつつ、爆発力のあるパンチで倒す姿は、新カテゴリーの主役になれる素質は十分だ。対戦相手のデビッド・ドゥージャは、フランスの強豪で、25勝のうち15KOをマーク。大月は、「一瞬で決まるので、そこを見てほしい」とコメントしているように、KO必至の闘いになることだろう。
 1R、ノーガードで構える大月。これだけで会場が沸く。デビッドはローキックを連発。大月は強烈なローキック、パワフルな左フックをみせる。デビッドは左右のフック。大月の左ボディブローが決まる。デビッドは前へ出てローキック。大月の右ストレートが入るが、デビッドは怯まない。前へ出るデビッド。大月はバックブロー。これはヒットしなかったが、大月の右ボディブローが当たる。デビッドは、前へ出てくるが、またしても大月の右ボディが直撃。デビッドはダウンだ。立ち上がったデビッドに、大月は止めを刺しにくるがラウンド終了のゴング。
 2R、息を吹き返したデビッドは、右ストレートで反撃。打ちながら抱きついてくるため、大月はリズムをとれない。右ストレート、右フックでKOを狙う大月だが、どうもうまくはまらない。大月の右ボディが炸裂。だが、前へ出て勝負するデビッド。右フックを放ち、前へ出る。大月は右ローキックで勝負するが、デビッドを止めることはできず。あと一歩のところで崩せない大月は、少し焦っているのか。
 3R、デビッドはローキック、フック、ヒザ蹴りで反撃。大月は右ストレートを狙っていく。バックキックを放つデビッド。大月は、右ローキックを連発。崩して右フックを繰り出すも、クリーンヒットはしない。ところが、右ストレートから左フックが直撃し。デビッドはダウン。立ち上がったデビッドに、大月は左右のフックを連打。これでデビッドは二度目のダウン。あと一歩。大月は立ち上がったデビッドを仕留めにかかるが、クリンチに逃げられる。パンチを出して、組みついたままマットへ倒れるデビッド。これが何度も続いたため、KOを宣告。大月が、残り1秒でKO勝ちを奪った。
 マイクを握った大月は、「全日本キックライト級の大月晴明です。会場の雰囲気にのまれて…。1、2はやっちゃいました。でも、引かないで打ち合いました。今日は20点くらいですけど、次は100点の試合をやります」と宣言した。■

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大月晴明のコメント

otsuki――相手の印象はいかがでしたか?
大月 小さくて素早かったですね。
――手応えはいかがでしたか?
大月 メチャクチャありましたね。
――入場も派手でした。
大月 あれはキックボクシング仲間がやってくれるんです。いつも以上に盛り上がってよかったです。
――60kg級を盛り上げるためには、どんなことが必要になるでしょうか。
大月 軽量級と言えど、K-1は倒さないと盛り上がらないと思います。短期間で試合を決めるような選手が集まってほしいですね。
――今、自分に足りないものとは?
大月 慣れですね、今回は緊張しちゃったんで。たくさんの人の前で、いつも通りに試合をすること。これが大事です。
――2R終了時に首を傾げていたのは、どういった理由ですか。
大月 KOを狙いすぎて、早く倒そうって欲が出ちゃったんで…。単調になっちゃったんですよね~。でも、僕はまだこんなもんじゃない。あの程度の選手なら、1Rでボコボコにするくらい強いんですよ。今回はみっともない倒し方しちゃったんで、悔しいです。今回は拳を痛めていたんで、出来は50%です。次は100%にして、圧倒的なKOを見せたいです。
――勝利後は大喜びしていましたね。
大月 2Rが終わったときに手も痛いし、倒せない予感があったんですよ。でも、今回は倒さないと話にならない。それで倒せたから、ムチャクチャ嬉しいです。
――大宮司、上松選手の試合は意識しましたか?
大月 意識してませんね。自分のことでいっぱいだったんで。最後にいいですか? 世界中のすごい奴とやりたいんで、大月が強いって書いて下さい。世界で一番強いと証明してから、僕は引退したいんです。■


デビッド・ドゥージャのコメント

Douge――大月選手と闘っての感想をお願いします。
ドゥージャ 強い選手だったよ。なかなか攻撃できなかったし、尊敬に値する選手だと思う。
――日本で初めての試合をした感想は?
ドゥージャ 日本という国はキックボクシング選手にとって夢の国だ。ここに来られたことは素晴らしいことだし、また参戦したいね。そしてオオツキにリベンジしたいね。
――ドゥージャ選手の打たれ強さも驚異的でした。
ドゥージャ 確かに打たれ強さはあるかもね(笑)。でも、それはオオツキも同じさ。お互い、何度か強いパンチを交換したからね。
――変則的なスタイルにやりづらさは?
ドゥージャ 彼の経験が考え出したスタイルだと思うけど、やりづらさはなかったよ。■

    
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