第4試合:日本代表決定トーナメント1回戦(3)/K-1ルール/3分3R延長1R
× TATSUJI
(日本/アイアンアックス)
vs 前田宏行
(日本/BUKUROジム)
1R1分10秒、KO ※パンチ連打。TATSUJIは左フックでダウン1あり
report

 日本トーナメント一回戦は、元ボクサー対決が実現する。周知のようにTATSUJIは、アマチュアボクシングで五輪強化指定選手。2年連続で日本大会準優勝をしており、アンディ・オロゴンと並ぶ優勝候補だ。これまで天敵の佐藤嘉洋の前に苦杯をなめていたが、今回は自分の番だと思っていることだろう。そのTATSUJIと闘うのは、ボクシングで国内3階級制覇を成し遂げた前田宏行。一時はケガで引退を考えたようだが、娘に泣かれ、家族の反対を押し切ってまで今回の出場を決意した。ともに積極的に前に出るスタイルが持ち味だけに、爆発的な倒し合いが予想される。「真っ向勝負」とTATSUJIが口にすれば、「魂をぶつけて燃焼したい」と前田。2年連続で準優勝のTATSUJIには負けられないトーナメントだが、最大の難敵が立ちふさがることになりそうだ。

 1R、男・前田はエンジン全開でTATSUJIに向かっていく。左フック、右フックと後のことは考えずにパンチで勝負だ。TATSUJIは、インローを蹴りながらも左フックを飛ばす。だが、パンチ勝負では前田が一枚上か。前田は蹴られても、フック。すると左フックが入り、TATSUJIがダウン。立ち上がったTATSUJIに前田は、パンチで襲いかかる。左、右とパンチが繰り出され、左フック、右アッパーとTATSUJIに当たったところで、レフェリーが試合を止めた。優勝候補のTATSUJIが早くも脱落。K-1初勝利の前田が、準決勝へと駒を進めた。■

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TATSUJIのコメント

tatsuji――試合の終えての気持ちは?
TATSUJI …悔しいです…。
――ダメージはありますか?
TATSUJI そんなには感じないですけど…。
――ダウンのシーンは相打ちでした。
TATSUJI プレッシャーというか、自分がバカ正直すぎました。
――どういう作戦でしたか?
TATSUJI ローキックとパンチで組み立てて行こうと思っていました。でも、打ち合ってみて行けると思って、行くしかないと思ったんです。正直に行きすぎましたね。
――今後の目標は?
TATSUJI ドン底に落ちたんで、一からやり直して日本から世界を獲りたいと思います。
――優勝への意気込みが強すぎた?
TATSUJI 頭のなかではローキックを蹴ってやろうと思っていたんですけど、ムキになってしまいました。相手のパンチはそこまで強くは感じなかったですけど、気付けばキレイにもらって倒れていましたね。
――K-1ではパンチでKOされたことはありませんでした。
TATSUJI すごくショックです。打たれ強い方なのでショックですけど、打ち合いに行った自分がらしいな、と思いました。■

    
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