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日本トーナメント一回戦は、元ボクサー対決が実現する。周知のようにTATSUJIは、アマチュアボクシングで五輪強化指定選手。2年連続で日本大会準優勝をしており、アンディ・オロゴンと並ぶ優勝候補だ。これまで天敵の佐藤嘉洋の前に苦杯をなめていたが、今回は自分の番だと思っていることだろう。そのTATSUJIと闘うのは、ボクシングで国内3階級制覇を成し遂げた前田宏行。一時はケガで引退を考えたようだが、娘に泣かれ、家族の反対を押し切ってまで今回の出場を決意した。ともに積極的に前に出るスタイルが持ち味だけに、爆発的な倒し合いが予想される。「真っ向勝負」とTATSUJIが口にすれば、「魂をぶつけて燃焼したい」と前田。2年連続で準優勝のTATSUJIには負けられないトーナメントだが、最大の難敵が立ちふさがることになりそうだ。
1R、男・前田はエンジン全開でTATSUJIに向かっていく。左フック、右フックと後のことは考えずにパンチで勝負だ。TATSUJIは、インローを蹴りながらも左フックを飛ばす。だが、パンチ勝負では前田が一枚上か。前田は蹴られても、フック。すると左フックが入り、TATSUJIがダウン。立ち上がったTATSUJIに前田は、パンチで襲いかかる。左、右とパンチが繰り出され、左フック、右アッパーとTATSUJIに当たったところで、レフェリーが試合を止めた。優勝候補のTATSUJIが早くも脱落。K-1初勝利の前田が、準決勝へと駒を進めた。■
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