|
日本トーナメントの優勝候補として注目を集めているのは、アンディ・オロゴンだ。アンディは、昨年の日本トーナメント一回戦で小比類巻貴之を破り、我々の度肝を抜いたばかり。その後もシュートボクシングのリングで、現MAX世界王者のアンディ・サワーからダウンを奪い、よもやの場面を作ったこともあり、評価はうなぎ登りだ。そのアンディと一回戦で激突するのは、若き天才の山本優弥。10代の頃からプロで活躍する山本は、「アンディの優勝はナイジェリア」とダジャレ合戦を仕掛けて会見を盛り上げた。はたして、準決勝へ進むのは、どちらになるのだろうか。
1R、試合の主導権を握ったのは山本。右ローキック、左ボディからの右ローキックと山本は連続で攻めていく。左ボディからの右ローキックがいい。アンディは右アッパー、右ローキックを返すが山本の勢いに押されてしまう。山本はインローを連続。アンディはジャブ。山本は右ローキックを蹴っていく。ヒザ蹴りから、ワンツーを放つアンディ。山本はローキック、ミドルキック、フックと回転が止まらない。山本が優位に試合を進めていると、アンディの左ストレートがヒット。形成を逆転させたところでラウンドが終了。
2R、アンディは左フックからヒザ蹴り。ワンツー、ローキックと一気に畳み掛ける。山本はローキックを返していくが、アンディのワンツーでバランスを崩してダウン。大きなダメージはないようだが、試合はアンディへ傾いてしまう。アンディは、右のパンチを飛ばしていく。しかし山本は、負けていない。アンディの攻撃を耐えると、弾けたように左右のフックで激しいパンチを浴びせていった。
3R、ダウンのポイントを取り返したい山本は、右ローキックを連発。右ローキック、右ローキック、右ローキックと止まらない。アンディは右ストレート、ヒザ蹴りを返すも、決定打とはならない。山本はローキック、インロー、左ボディからの右ローキックと倒しにかかる。アンディは手数が少ない。ローキックを返していくが、山本の圧力に押されてしまう。山本は最後の力を振り絞って、ローキックを連続で繰り出す。勝負は、判定へ。微妙なジャッジとなったが、3−0でアンディが勝利。ダウンポイントが響いたようだ。アンディが準決勝へ進出した。■
|